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雑草三昧、時々独り言

ソシンロウバイ(素心蝋梅)

2024-07-07 | 春 樹木 果実・葉

▲ 梅の実は摘まれたけれど、蝋梅の実は残っている。▲

梅が咲き始めるとこの場所のロウバイはスルーされることが多くなる。

梅より少し早く咲くから、梅の頃には終盤を迎えていることが多い。
さほど種類が多い訳ではないけれど『須磨の梅園』として賑わう場所の園路を挟んで最下部。
今年は、年々樹勢が弱る一方の「蠟梅」には一枝しか咲かなかった。
「ソシンロウバイ」と呼ばれている種類には、いつもと同じくらい花は咲いていたから
何れは枯死するのを待つだけになりそうだ。
尤も、花を愛でる人にはこの花も『ロウバイ』で済まされるからそれも良しなのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 
▲ ソシンは素心、「混じりけの無い」意味だそうで、花被片はすべて黄色…だけれど、花期の終盤には赤紫が滲み出る。▼
 

 
▲ ここに植えられているソシンロウバイには、別株で花被片が剣弁のものと極端ではないけれど比較的丸弁のものが混じっている。
花卉販売業者?では、それも二種類として区別しているのだろう。▲
(2024.02.03 須磨離宮公園)

小中学校の同窓・坂本のお姉さんの嫁ぎ先。
同窓の家は道路を挟んで至近だし、小中高と同じだったデコちゃんの住まいもすぐそばだ。
少なくはなってしまったけれど時折は今でも声かけられる同窓は近くにいる。
ロウバイの樹は一本だけだがいつも満開になる。
今年は撮りに走るのが遅かった。

 





 
(2024.02.18 田町)

公園の大手門から入ると正面にロウバイ。
数年前に殆ど枯れた状態だったけれど今年は花をつけた。
少し遅れて梅と同じ頃に咲いた。

 

 
(2024.02.20 明石公園)

梅の樹もすっかり葉が茂ってしまっている。
幾つかの樹には梅の実が出来ていたけれど、殆ど摘まれた。
同じ頃に咲いていたこのロウバイにも果実。
食べられないからいつまでも残っている。

 

 

 
2024.06.02 須磨離宮公園)

明石公園内の香りの小径のロウバイは交雑種の方が果実が多い。
ソシンロウバイは疎らにしかついていない。

 


(2024.06.11 明石公園)

酷暑。
まだ梅雨は明けていないようだ。

 

 
ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2024.07.06 須磨離宮公園)


▲ 交雑種の果実 ▲


 
▲ 左がソシンロウバイ 右は「満月ロウバイ」の名前が付けられ売りに出されているもの 
ソシンロウバイの中には丸みを帯びた花被片の花も増えた。▲
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