▲ ここには雌雄のイヌビワが育っていたが雌株は伐られた。▲
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何年か前に、イヌビワとイヌビワコバチのことを調べた折
果嚢の中を切り裂いてコバチを見つけた。
画像まで残したから今でも話始めると一通りの説明は出来ると思っている。
中が見えないイチジクやイタビ、イヌビワなどは
仕組みを解説された文字だけではわからないのだから実物を調べる。
▲ 雄果嚢からは生まれたイヌビワコバチは飛び出したのだろうか、果嚢の口は広がっている。▼
▲ 雄果嚢 ▲
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▼ 雌果嚢 ▼
▲ 食べられるようになるまでにはもう少し時間が要るような雌果嚢 ▼
(2022.08.08 明石公園)
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見た目で違いが判らない時にはイヌビワ。
花が咲いているのが外からは見えないけれど
果実が出来る前は同じ姿でもやはり小さい筈だ。
雌花(雌果実・果嚢)と雄花(雄果実・果嚢)とはやはり熟すと違いはハッキリする。
違いが判らない時にはやはりイヌビワ。
▲ 雌果嚢 食べようと思えば食べることは出来る。▲
▲ 雌果嚢と雄果嚢 雄果嚢にはイヌビワコバチの雌の脱出口が残る。▲
▲ イヌビワの雄果嚢 ▼
▲ 雄株の下には無数の果実が落ちている。切り裂いてみればイヌビワコバチの幼虫が育っていた痕も残る。
少し時間を戻して樹上にある頃には、イヌビワコバチも見つかる。▼
(2023.09.05 明石公園)
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ここには雌雄のイヌビワが育っていたが雌株は伐られた。
石垣を見せる為?なら、雄株も伐らないといけない大きさなのに。
この辺りのいい加減な選定が無節操と揶揄される因だ。
イヌビワ(犬枇杷) クワ科イチジク属 Ficus erecta
イチジクと似た果実をつける
イタビカズラ(崖石榴)もクワ科イチジク属(Ficus sarmentosa ssp. nipponica)
果実の大きいオオイタビも同じ。
(2023.11.29 明石公園)
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▲ 雄果嚢の中でイヌビワコバチが生まれる。▲
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▲ イヌビワの冬芽・葉痕 丸い方が花芽、尖っている方が葉芽。
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イヌビワ新葉・花嚢2023 イヌビワ黄葉2018 冬芽・葉痕2023 イヌビワ・イヌビワコバチ2013
イヌビワ 雄果嚢・雌果嚢2020
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