ひとつふたつと咲き始めると、新聞ネタになる。
季節の花は「ニュース」なのだろうから、その記事を求めて人は右往左往する。
ただそれだけのことだけれど、時には失望させられる事がある。
『セツブンソウが咲いてるのをご存じですか?』
そう尋ねられたから、あっここにも植えてるんだ…と思い出した。
去年、僅かな開花を地元新聞が記事にしたことがあった。
ただ自生地とは違って販売された栽培種、数株しかなかったことや
余りにも小さな花だったことで、かなりの人たちを失望させた…そうだ。
大挙してカメラを持った人が訪れて、トラブルにならなかったのがせめてもの慰めか?
そんな苦い経験からか、株数を増やしたそうだから見せる演出には苦労が多い。
足もとに無造作に広がっていたこの花を
半日ほど存分に撮り続けられた青垣をふと思い出していた。
セツブンソウの花弁。
セツブンソウ(節分草) キンポウゲ科 セツブンソウ属 Shibateranthis pinnatifida
(2017.02.18 上ヶ池公園)
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去年のセツブンソウ
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