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難解かも知れないけれど、ナンテンやセンダンの葉は複葉。
小さな葉の単位だけを見ていると理解しにくいのだけれど
大きな複葉に小さな葉が幾つも付いて、全体で一つの葉になっている。
だから、それを支えている葉柄はかなりの太さ、当然枝につく葉柄基部も大きいので
複葉が落ちた後の「葉痕」は驚く大きさになる。
▲ 左は白実のナンテンの葉 右が赤い実の出来るナンテンの葉 ▼
(2019.03.01 須磨離宮公園)
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▲ 葉が全て無くなると複葉の仕組みが見える。右に伸びているのが「一枚の葉」
途中で左右に二つ、小枝を分けているように見え、先端まで伸びている。▼
▲ 一つの複葉が三方向に分かれて伸びていた、その接点部分。
上は赤い実の出来るナンテンの葉、下が白い実の出来るナンテンの葉で何時までも緑色。▼
(2019.02.01 須磨離宮公園)
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▲ 三枚の複葉に分かれた葉柄基部、落ちた痕(葉痕)は太くて大きい。▼
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▲ 大きく育ったナンテンのすぐ横に幼木が三本。複葉の観察にはもってこいのサイズ。▼
ナンテン(南天) メギ科ナンテン属 Nandina domestica
(2019.01.14 明石西公園)
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ナンテン(南天) ナンテンの花 ナンテンの果実 ナンテンの葉
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