ナンテンの花。
大きな円錐花序、次々に咲く。
▲ 目立つめしべ、周囲のおしべも目立つ。▼
▲ 円錐花序に小米がいっぱい、の図 ▲
(2022.06.08 大道町)
☆
▲ 蕾も数多い。縁がわずかに赤く色づいているから萼片も見える。▼
(2022.06.12 明石西)
☆
花数が一気に増えた。
それでも全部が果実になる訳ではない。
▲ 早く咲いた花はおしべ・花弁を落とし、先端が赤くなった子房部分だけが残っている。▼
(2022.06.20 貴崎町)
☆
果実の準備が始まっている。
(2022.07.02 貴崎町)
☆
▲ 花が咲いた分、すべてが果実になる訳ではないことが未熟なこの段階でもわかる。▼
▲ 半分以上は落果?と言うより、果実が出来なかったという方が正しいのだろう。▼
▲ 「羽状三出複葉」なる複雑な言葉で説明される南天の葉。葉の一枚の単位は大きい。▼
(2022.07.13 大道町)
☆
(2022.10.31 上が池公園)
☆
ナンテン(南天) メギ科ナンテン属 Nandina domestica
(2022.12.21 林)
☆
▲ ㊧ キンシナンテン(錦糸南天、琴糸南天)と呼ばれ、葉が極端に細い種類が盆栽仕立てなどで売られているのだが、未見。
㊨ 果実は黄白色、シロナンテン(シロミナンテン)と呼ばれる種類で、葉柄基部に赤みが無いので果実が無くても区別出来る。▲
☆
▲ ㊧ホソバヒイラギナンテン ㊨ヒイラギナンテン ▲
上の二種類はナンテンの名前が付けられているけれど、葉は全く違うし、花は黄色、果実は赤や白ではない。
--------------------------------------------------------------
ナンテンの葉2022 ナンテンの花2021 ナンテンの花2020 ナンテンの果実2019 ナンテンが書かれた6円切手
ナンテンのお花とっても素敵ですね。
萼片も、白い花弁も、蕾も、めしべやおしべも、先端が赤くなった子房部分も・・・葉も
みぃ~んな最高です。
見どころがい~っぱいですね。
何を撮っていらっしゃるのですか…と問われると黙って撮っているものを指さします。
おしべですか…と問われると、そうですねぇ~葯が割れて花粉が滲み出てると良いですけれど、などと話すことも多いです。
やはり見どころを押さえて話題になさる方は、ご自身でも目の付けるところをご存じなので
話が次々飛び出してくるので愉快です。
はいパチリだと無理ですよねぇ~と、花が咲いても落ちてたしまった果実の痕まで撮っていらっしゃいました。
のんびり眺める時間があれば、幾つも見えてくるでしょうね。
ナンテンの青い実を見忘れてしまいました。
初々しくて素敵ですね。
お花が咲いた分、すべてが果実になるわけではない・・・。
ナンテンの葉はこれ・・・と決めつけていました。
そうではないことがわかりました。
色々あってとても面白いです。
いつも教えていただき、お勉強させていただいてありがとうございます。
それぞれの特徴はやはり葉と果実と咲く時期とを細かに書き留めておくのが難点克服の道ですね。