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一週間前に、突然展覧会の案内をした
何度か、このブログの中にも、別ブログにも登場している
高校時代の同窓幸ちゃんが、今年も京都展の案内を送ってくれた
絵更紗、更紗染めに使う顔料を使っての染色工芸
『絵更紗は大正初期に元井三門里先生により創作され、模様と絵画の中間を描く染色工芸です。
あくまでも三原色からつくり出される独特の色彩で
身近な小物類から額・軸・屏風・きものなどご自分の作品を楽しむことができます』
と解説にある
彼女が絵更紗を始めたのは高校時代だったか、お母さんが師匠だった
特別親しかったわけではないのだけれど、何度もお宅にお邪魔したし
学生時代には習作時代の絵を、扇子に描いてくれた
今もその扇子は手元に残っている
夫君も同窓だから、一時期東京に住んでいた頃には何度も会った
何年か前には、シンガポールに転勤したが、迷わず帯同した
その間も、時折日本に戻って絵更紗教室の指導を続けていたし
自身も描き続けていたから、思い入れは中途半端ではなく既にプロの域で
今は明石に戻って教室を続けている
のんびりできる性分ではないようなので、忙しく暮らしているそうだが
時折こうして展示会の案内を送ってくれる
楽しみなのは、その展示会に同窓たちが間違いなく足を運んでくること
かくして、毎年ミニ同窓会が京都で開かれることになっているから京都支部みたいなものだ
絵更紗画林主宰の元井登古世先生にお会い出来るのも楽しみだ
今日から三日間、短いけれど京都文化博物館
中学時代の同窓ご夫妻が博多からやってくるから
明石から幼馴染と一緒に出掛けて、京都で会うことになっている
彼の奥方とも京都で会うことになっている
去年の画林創立85周年展の折の展示作品 シンガポール在住の頃に描いたもので
「シンガポールⅢ」とされていた 畳敷きの会場だから、作品に畳縁が写り込んでしまっている
毎年貰う、干支の芋版
習作(?)時代の作品、暑い夏に届けてくれた扇子
【幾つかの挿話】
高校時代、太寺方面からの通学路を入ると山之内記念図書館があった
その古びた建物の周囲は雑草だらけだったが、
季節にはムラサキツユクサが咲いた
教室に何度かそれを手折って持って行くと決まってこんな言葉が戻った
『図書館の裏??、まだ咲いてるん??』
何度か庭に咲いている花を学校に持って行った
何度かげた箱辺りで会って、教室まで一緒に歩いた
水仙を持って行った頃の会話を時折思い出す
ストケシヤを見て、『ヤグルマギクみたいやね…』と
石川啄木の詩を諳んじたこと
学生時代、国鉄・舞子駅のホームに咲いていたネジバナを見るために、
わざわざ途中下車した記憶
幾つもの花が、幸ちゃんには繋がっている
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