タカサゴユリ(高砂百合)とテッポウユリ(鉄砲百合)は見た目でも違いがわかる。
鉄砲百合は花が咲くまでに何年もかかっていた。
そこに一年程度で花が咲くタカサゴユリが、雑草然として登場した。
それに目をつけて両者の交雑種が市場に出回ったから
瞬く間にそれは巷に溢れて、次々とテッポウユリに似て早く咲く花…となかった。
現実にはタカサゴユリとシンテッポウユリの交雑種も当然出来ている訳で
DNA鑑定などを経なければ外見だけで名前を決めつけることは到底不可能と思う。
いずれかの形質が外見上現れているだけなのだと考えたい。
そう何度か記しているのだけれど、未だに正確な区別などできことに地団駄踏むことも多い。
(2024.11.30 林)
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シンテッポウユリ ユリ科ユリ属 Lilium × formolongi 別名ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
(Lilium formosanum と Lilium longiflorumの交配園芸種)
タカサゴユリ(高砂百合) Lilium formosanum
テッポウユリ Lilium longiflorum
(2024.12.01 林)
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▲ ㊧ 辛うじて…だが、花被に赤紫の筋 これを以て「タカサゴユリ」と呼ぶ人が多い。 ㊨ テッポウユリの葉 二つ並べて見比べるまでも無く葉は肉厚で幅広 ▲
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シンテッポウユリ(タカサゴユリ)2024-1 2024-2 2024-3
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昔のタカサゴユリ 昔の交雑種
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