300粒ほどの銀杏を貰って、さっそく50粒をレンジで1分。何年振りに食す。独特の匂いに季節を味わった。
ギンナンにはすぐれた栄養と効果があるとされています。栄養素としては糖質、脂質、タンパク質、ビタミンAやB群、ビタミンC、カリウム、鉄分など多くの成分が豊富です。特にビタミンB1とミネラルのバランスがよいという特長があります。
糖質はエネルギーになる即効性があるため、スタミナ食として古くから利用されてきましたし、ビタミンB1は脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあります。また、カリウムには余分な塩分を体外に排出する働きがあり、利尿作用や高血圧やむくみの改善に効果があるとされています。
病みつきになる人もいるギンナン。『ギンナンだけだと、つい食べ過ぎてしまう』と心配な人は、茶碗蒸しやきんぴらごぼう、炊き込みご飯に入れるなどすれば、食べる量も抑えられるのでおすすめです
しかし、この銀杏にはメチルピリドキシン(毒素)が微量に含まれて、食べ過ぎなければ影響はないとされています。ただし、食べる人の身体にビタミンB6が不足していると中毒が起りやすくなる、子どもは中毒になりやすいなど、目安の量は人によって異なります。無難なところで、大人で6〜7粒程度、子どもなら1~2粒程度にしておくとよいでしょう