けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

Bridge House Records (3) You Rocka Shocka You know/Rebel

2011年12月08日 | Bridge House Records

"MODS MAYDAY '79"のバンド入れ替え時のBGMレコード探しのため"Bridge House Records"を研究し、目星をつけていた"REBEL"というグループのシングルをイングランドから入手した。

Rebel_front

やはりあのLPの中の一曲であった。ナイスなパブ・ロック・ブギーである!

手元に"MODS MAYDAY '79"のLPが無いので確定できないが、多分これでBGM音源は全て揃った。この曲めらは宣伝のため同レーベル発の"MODS MAYDAY '79"に挿入されたのだろう。

ブリッジハウス・レコーズのウエブサイトには昔のシングルをCD化する予定とあるが、現在までリリースされた形跡はない。カタログにはスティーブ・マリオットの映像や、ロリー・ギャラガー・バンドのベーシストであったジェリー・マカヴォイによるブルース・セッション遊びなどの記録が残っており、ライブハウス"Bridge House"はパブ・ロックの殿堂だったと察する。

以前ブリストルでNine Below Zeroのライブを見た際に、ベーシストのジェリー・マカヴォイさんと話をしたことがある。しかし、当時はかの人物がロリー・ギャラガー・バンドの一員だったということすら知らなかった。今回の探究によりマカヴォイさんがブルース一筋に生き続けている人ということが分かった。

Gerry McAvoyさんの映像


Bridge House Records (2) I'll be your pin-up/The Tickets

2011年09月01日 | Bridge House Records

ブリッジハウス・レーベル・リリースのエキサイティングR&B盤、Ticketsのシングルを国内のレコード屋で探し当て、執念と財力で入手。

Tickets_bh3

1979年に製作された盤であるが「一体どうやって録音したらこんなになるのか?」というくらい音が悪い。しかし、正真正銘のオリジナル盤であり、当然のことながらyoutubeのmp3音源:ビットレート96kbpsなんぞ屁のカッパの音質である。わっはっは。まいったか、mp3 !!


Bridge House Records

2011年07月16日 | Bridge House Records

Bridge House Recordsといえば"Mods Mayday '79"である。
四半世紀前の事、「モッズきわめつけ」というウッドストック・レコードの広告に心を躍らせ、西新宿へ。
購入後、ロック好きの友人宅で早速に聴いた。

モッズはリズメンブルースだと思ったが、針を落としてみてガッカリ。
ドクター・フィールグッドみたいなのが勢ぞろいと思っていたが全然違った。
どのバンドも強力なR&B風味がなく、The Jamの亜流というか、何より演奏が下手クソ。
友人には「何これ?お前いつからこんな趣味になったの?」と笑われる始末。

以後、「こいつらのどこがモッズなのか?どこがええのか?」と疑問に思いながら、かなり無理をして聴いたアルバムである。

Mods_mayday

ところで、このLPは5バンドくらいのライブ演奏が収録されているのだが、それよりもバンド入れ替え時に薄っすらと聞こえてくるBGMの方がロックンロールでずっとカッコいいのである。

今から10年以上前に、イングランドの片田舎にあるモッズ/パンクの振興レーベル、Detour Recordsの事務所を訪れた際に、「あのLPの曲間のBGMは一体誰の曲なのか」と訊ねたところ、一枚のレコードを薦めてくれた。"Warm Jets"というバンドの"Sticky Jack"という"Bridge House Records"からリリースされたもので、まさにあのBGMで鳴らされていた中の1曲だったのである。

「あのバンド入れ替え時のBGMは、"Bridge House Records"のリリースの一連ではないか?」
そんな推測が突然に頭をよぎり、その他のBGM音源の解明をしている。今のところ、"Warm Jets"の他、The Tickets、Zorroというバンドによる3曲が確定し、絶頂。

残りの楽曲ハンティング、そして当時の手書きジャケット7インチレコードの世界に燃えている。