けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

Hallmark Music CD

2013年06月06日 | Tamla Motown

タムラ・モータウン・レーベルの本当に本当に初期のLPレコードのCD盤がなんと1枚1,000円以下で公売されている。

"Hallmark Music"というレーベルが 著作権フリーとなった音源(発売から50年過ぎのもの)をCD化しているのであった。

このレーベルの品揃えの中には、現行の正規再発リストから漏れている絶滅危惧種が含まれている。オリジナル盤は相場で5万円とか、オークションにすら登場しないものもあるから安売り盤とて侮れない企画力です。

Mmj1961
"Marvelous / Marv Johnson"(1961年発表)

企画力はいいが、仕事っぷりはどうか?。ジャケットでオリジナル仕様になっているのは表面だけ。

音質に関しては「基本はオリジナルLP起こしの音源」と製作関係者は言っているが、写真のマーブ・ジョンソンのデビュー盤は音が割れているし、正規CD化されているミラクルズのファースト・アルバム"Hi... We're The Miracles"などはモッコモコの音質で大ブーイングものである。マービン・芸がジャズ・スタンダードを歌うファーストも音が悪かった。

多分この3枚だけが決定的なハズレ盤であろう。その他に買った約10枚はパンチの効いたクリアーな音で、当たりでした。

しかし今どきこんなの聴く人いるのかね?!

Hallmarkのラインナップにはヒューイ・ピアノ・スミスなどタムラ以外の音源もあり、また、お店により販売価格が違うようです。


"Mary Wells Sings MY GUY" Mary Wells (Motown M5-167V1)

2013年05月09日 | Tamla Motown

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田村音盤事務所作にしては不敵な面構えのジャケット。歌は一番うまい。

舞貝!これは1970年代の再発、しかも安いカット盤。この再発盤シリーズのジャケットはオリジナル・レーベルの消去跡が目立ち、写真もボケボケなのが勿体ない。

このレコードはA面最初の3曲がすごくいい。モータウンの最良の瞬間が記録されている。これだけ続けていい曲が聴けるレコードはなかなかない。あとはスタンダードジャズ歌謡のノリなので流すだけ。でも、いい。


"Meet The Supremes"(Motown M5-223-LC)

2013年05月08日 | Tamla Motown

Meetthesupremes

大穴損失がリードをとるシュープリームスのデビューLP。田舎臭が濃厚に香る初期のモータウン・サウンド。
このオリジナルLP盤は、今なんと10万円近くの高値で取引されている絶滅危惧種である。

自慢するが、私はカセットでこいつを持っている。
四半世紀前に会社の旅行で行ったハワイのタワーレコードで買ったカセットだ。

田村音盤製作所のジャケットはポップです。


Watchout!/Martha and The Vandellas (Gordy GS920)

2013年03月26日 | Tamla Motown

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モータウンのトップ・デザイン、ノリノリのジャケット。

歌い手は変われどバックバンドが同じという、モータウンのスウィンギング金太郎飴サウンドを突き抜けるマーサの歌声は大穴損失より好きです。

永遠の名曲"I'm Ready For Love"や"Jimmy Mack"を世の電波にのせるラジオはないのだろうか。ねえだろうな。


田村音盤事務所製作初版(T-267)

2012年06月15日 | Tamla Motown

Going To A Go Go/Smokey Robinson & The Miracles(T-267)

Tm267

ドンド・ツ・ドドン・ツ/ドンドン・ド・ドンドン!

NHK-FM「とことんモノラル盤」で小倉エージさんが、まさにオンエアしていたスモーキーロビンソン&ミラクルズの名曲「消えぬ涙痕」収録LPである。

昭和40年発売、正真正銘の初版モノラル録音盤であるにもかかわらず、日本酒正一合3本小鉢付き晩酌セットを下回る価格であった。背タイトルが表紙に回り込んでしまっているのがその理由だと思われる。

スモーキーロビンソン&ミラクルズの良さはミディアム・バラード・・・!これぞスィートソウルの元祖、しっとりと梅雨時によく合います。