12/3 第一戦 ACNP 0(PK6)-0(PK7) カマタマーレ讃岐
気温23℃、快晴、強風。千葉県市原臨海競技場は台風一過を思わせる狂った12月である。観戦者のかつらが飛んでいったという話も嘘とは思えない強風の中、球筋を見極めるGKはさぞ大変だったであろう。
GK諏訪のパンチング連発により無得点に抑えるも讃岐を崩せず。ゴッドハンド海野の登場もPK負けで勝ち点1。ダメージは最小に抑えたものの、讃岐はポカミスがなく、完成度の高さに受けたショックは信州ダービーでの敗戦を上回っていた。それでも「最悪の結果は免れた」と皆で酒を飲み、元気になる。
12/4 第二戦 ACNP 4-0 三洋電機洲本
競技場に向かうバスの中から富士山が見えた。縁起がいい。
久々にパルセイロの試合を見た。一気にペースを掴んで次々に得点を重ね、しかも無失点。たまらんぜ。試合後、皆で「勝利の美酒」を選手の分まで飲む。
試合には長野ファンにはお馴染み、ガッポリ建設のパンダースも駆けつけてくれ、応援もおおいに盛り上がったのだった。彼等は試合終了後、青森に旅立っていった。
12/5 第三戦 ACNP 0(PK1)-0(PK3) 横浜スポーツ&カルチャークラブ
第三戦も「勝利の富士山」を見て競技場へ。ピーク設定を誤った前夜の深酒により、会場到着後ツアーバスの中で一回休み。
天下の激戦を切り抜けた4チームの総当たり。Y.S.C.Cは二連敗ながらも入れ替え戦出場の可能性を残しており、パルセイロは負けたら自力の自動昇格がなくなる。昇格したいのはどこも一緒で、試合が終わらない限り何がどうひっくり返るか本当にわからない。入れ替え戦になってこれ以上に消耗するのは勘弁である。
崩されることはないと思ったが、正直、得点できる気配もなかった。狂った3連戦で選手は限界。それを充分承知の上で、「決めろ~!」と擦り切れた声援を送る他ない。「ゴールながの」の声援をずっと見つめていた大橋が心を込めて放ったFKも得点には至らず。タイムアップ直前にはGKも上がって得点をもぎとろうとするY.S.C.C。死闘であった。
とにかく勝たなければ自動昇格はないと思っていたので、昇格決定を理解するのに時間がかかった。双方相手チームベンチに挨拶を済ませた後、GK諏訪がニコニコ顔でスタンドに突っ走ってきたので、喜んでいいことがわかった。
いやはや、超人だ。選手・監督・スタッフに一杯おごって苦労をねぎらいたい!
次の試合のためスタンバっていた讃岐ファンから長野ファンに向けて祝福の拍手がずっと続いていていた。讃岐も昇格を決め、いよいよ来年は信州蕎麦・讃岐うどん対決だ。
JFLは3月から始まるということで、今までのように半年もオフシーズンを過ごす暇がなくなった。来年は一年間途切れることなく、週末の楽しみがもたらされるのである。やったぜ!
P.S
パルセイロを応援している長野市県町のオレガノ・カフェではJFL昇格記念で今週ビール半額だそうです!
パルセイロの昇格を祝って近所の飲み屋に繰り出し、楽しい時間を過ごそう!