けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

盛り場帰り@新宿四丁目の二畳間

2024年04月30日 | パーク&ライド

◇盛り場:March Of The Mods (@ LIVE HAUS 下北沢, R6.4.27 sat)
宿泊:新宿四丁目某ホテル
↓ 新宿四丁目のドヤ街風情。ネット検索に出てこない宿もあるだろう。

・相変わらず土曜日の1万円以下の個室宿探しが至難の東京23区内。イベント一か月前に予約できた個室宿は新宿四丁目にあり、チェックインは仕事が終わる17:00から。二畳+板の間の寝床、0:00~7:00の間は共同浴場が使えず、門限は1:00。きっちりクタクタになるまで働いて、風呂入って、外で焼酎飲んでメシ食って、戻ったらバタンキュ~する人向けの宿である。土曜一泊は7,500円也。
・この通りには宿泊先と似たような宿が並ぶ。駅に近い割に静かで、人知れずの雰囲気がある。

土曜日ここで泊まるなら23:30には入浴したい。

・ライブ後に訪れた日本屈指のロックンロール酒場、下北沢「ぷわかう」は時が経つのを忘れる店で、0:00で終わる宿のお風呂タイムを「朝にシャワー浴びりゃいい」と逃してしまった。今となっては満室日であったし、閉まる間際の共同浴場でゆったりできたのか疑問である。
・風呂シャワーなしで浴衣に着替え、床に就いても寝つきがよくない...。それでもイビキ地獄の雑魚寝タコ部屋よりはるかにまともな睡眠を得て、5:00前に目覚めた。
・朝シャワーは7:00~9:00。酒浸りなら7:00前に起きることはあり得ないし、起きたってシャワーまで酒飲んでりゃいい。門限までに戻りさえすれば十分に使える宿であろう。
・今は酒なし、二度寝するほど眠くはなし。7:00まで長い。Wi-Fiもない二畳間が本格的に独房化してきた。新宿付近で銭湯の「朝風呂」をネットで探してみると、これが思いの外少なく、最寄りで王子、神田まで出張らなければならない。寄り道するなら始発の新幹線で帰宅がよろしと独房を後にした。
・新宿駅甲州街道の日曜朝6時は、まだ夜中みたいなもんで、朝日を正面に受けうろつく夜遊び不足の厚化粧がワンサカいるわいるわ。無防備極まる光景なんだが、今や大和撫子は昼間は外国人観光客に追いやられ、夜~早朝に活動の場を移しているのかも知れん。マァ朝歩くなら駒込の方がずっと爽やかで気持ち良い。


KIYOSHIRO FOREVER

2024年04月18日 | 無礼講ロッカーズLIVE!
5/2「永遠なる忌野清志郎」ご案内~
故忌野清志郎さんの命日、長野駅前ライブハウスJが毎年開催しているイベントに、北信屈指のロックンロールバンドの皆さんと共演します。
ぜんぜん無礼講じゃない当バンドは、武道館で清志郎さんと共演したブッカーT&MG'sを目標に、ゆかりの曲をいくつかリハーサル予定しております。
当日は「いいっすね!」の俺節がDJ。忌野清志郎さんの大ファン、レインボーカフェも食べ物出店で盛り上がり必至。
皆さんドカンとやって連休後半に突入してください。お待ちしております。
 
 

信濃三十三番札所 第九番蓑堂:蓑堂山観音堂の今・その2(須坂市米子)

2024年04月15日 | 信濃三十三番札所霊場

信濃三十三観音札所めぐり 公式サイト

令和6年4月現在の蓑堂観音堂参道

・みのどうトンネル脇からの本来の参道であろう一帯は、身の丈の笹薮にミッシリ覆われて歩行できない。一旦藪に入ったら最後、身動きがとれなくなる。
・この笹薮エリアは延長100mほどだろうか。それを抜けるとはっきり道とわかる広葉樹林の遊歩道的な山道となり、尾根に出ると大正天皇「御即位記念碑」がある。
・尾根は幅広く、山道は尾根向こうの標高627mのピーク、米子城址に通じる。
・尾根が岩場に差しかかったところに三界萬霊の石塔、その奥の
岩上に石仏(念仏供養塔)がある。いよいよ岩登りのはじまりである。
・参道の標識は無く、歩けそうなところを歩いていく。ところどころ岩塊が階段状に削られ、観音堂への道標となるが、鎖やロープもなく、捕まる樹木も少ない。
・よそ見したら落ちる。とても「べべ出し」などと呑気に妄想する状況でない。


観音堂は当然「もぬけの殻」。でも、これが歴史を物語る。
・お堂は基礎部分が地震の揺れに耐えられず崩壊し、傾いた模様。
・崩れた基礎コンクリートに、施工時に混入された多量の瓦の欠片が見られる。人力施工は大変だったでしょうが、脆過ぎた。
・落下物、倒壊物で頭部を無くした石仏が哀れなり。下の集落に落石被害が及ぶのを食い止めたのだと思いたい。
・完全倒壊でなく幸いでしたが、余震の中での本尊十一面観音の救出は、大きな緊張が走ったことでありましょう。



・修験場の雰囲気を醸し出す岩尾根の先には米子不動。加えて断崖絶壁上から見る下界に、いにしえの人はここに補陀落浄土を重ねたか。

・参道にある石碑、石仏


(上左)みのどうトンネル脇、参道入り口「蓑堂山九番 観世音 寛政三年四月米子村」(1790)
(上右)尾根鞍部:「御即位記念碑 大正四年十一月十日 米子青年會」(1915)
(下左)尾根が岩場に差しかかったところに灯篭型の三界萬霊円柱。左奥の岩上に石仏(念仏供養塔)
※三界とは、「仏教でいう過去・現在・未来を示す」とのこと。
(下右)念佛供養塔「下米子村 明和三年 念佛供養塔 二月吉日」(1766)

・3月にチャレンジした東尾根を塩野地区から眺めたら、明らかな凹部が。(写真右が観音堂方向。)
こりゃ橋かけるか、梯子かけるか、本格的なクライミング装備でないと絶対に超えられないね。




盛り場帰り@駒込カプセルホテル

2024年04月03日 | パーク&ライド

◇盛り場:March Of The Mods (Club Ska×Gang Stage Reunion@荻窪 Top Beat Club, R6.3.23 sat)

風呂はイイがイビキで眠れないカプセル

・イベント二週間前の時点で宿をネット検索すると、23区内、埼玉県高崎線沿線のホテルは2万から、カプセルですら9980円。相変わらず絶望的なネット予約状況ではあったが、荻窪から電車で30分ちょいの駒込に、素泊まり1泊5000円のカプセルホテルがとれた。
・JR荻窪22:30~新宿(山手線)~駒込23:10
・盛り場で延々6時間ダンシングした後は、電車に乗車したら即、座りたいのだが、今回は池袋までは立ち。
・23区内の宿がとれない故に「夜遊びパーク&ライド」も念頭に置いているが、埼玉県熊谷あたりの駐車場付ホテルまで1時間以上かけて戻るのは現実的でない気がしてきた。即風呂・即布団がいい。
・カプセルは川越の会社にいた30年前、仕事仲間とバカ飲みした際に帰るのが面倒で頻繁に使っていた。以来である。大浴場で足を伸ばしてゆったり、サッパリ。これですな~。ここまでは良かった。
・カプセル部屋はイノシシ小屋か豚小屋にぶち込まれたかの如き、シャレにならない爆音イビキが響き渡っており、熟睡ならず!><。寝られたのは1:00~3:00の二時間か。夜行バス並の睡眠時間であった。翌朝は新幹線で9:00前に帰宅したが、眠くて結局一日潰れた。
・今後カプセル、相部屋の宿は使うことはないでしょう。泊まりは間仕切りされた個室部屋に限る。

駒込の早朝、日光御成道(にっこうおなりみち)「駒込妙義坂子育地蔵尊」

・5:00に宿を後にして、駒込で5:30から営業しているという蕎麦屋で朝食。朝早くから頑張ってますね。
・店を出て横断歩道を渡ると、駒込を案内しているyoutubeで見た「駒込妙義子育地蔵尊」がありました。
・昭和8年にここで交通事故で亡くなってしまった仲良し女子小学生の供養碑が哀れであります。その横に本尊の子育て地蔵、如意輪観音の石像が並んでいます。

江戸時代の駒込妙義坂周辺の絵図が良いです。地蔵堂の前では、絵図の江戸の田舎風景が被さってくるような、昔っぽい雰囲気を感じました。
・地蔵堂の横に、この日開催される町のお花見会の告知張り紙がありました。駒込は住民生活が感じられ、スッキリとしてイイところです。