けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

Watchout!/Martha and The Vandellas (Gordy GS920)

2013年03月26日 | Tamla Motown

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モータウンのトップ・デザイン、ノリノリのジャケット。

歌い手は変われどバックバンドが同じという、モータウンのスウィンギング金太郎飴サウンドを突き抜けるマーサの歌声は大穴損失より好きです。

永遠の名曲"I'm Ready For Love"や"Jimmy Mack"を世の電波にのせるラジオはないのだろうか。ねえだろうな。


Rockin' with Reed/Jimmy Reed (VJ-1008)

2013年03月23日 | 古いレコード

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黒人ミュージシャンの音楽がリズメンブルースと呼ばれ、表ジャケットに顔写真が載らなかった頃のレコード。

グズグズの曲集をカッチリ形にし、演奏していたストーンズやクラプトンのヤードバーズは大したもんだと思う。

久し振りにこのレコードを引っ張り出して聴いてみたら結構バラエティに富んだ曲集で味わい深い。サイケ台風が去った今、愛聴盤です。




円光寺 八角太鼓楼(須坂市)

2013年03月19日 | お寺探訪

天気いいぞう&体調不良のリハビリのため、軽く初サイクリングに出掛けた。

珍しい八角形の太鼓楼があるという、須坂の円光寺を目指した。
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太鼓楼は国道沿いに面しているが裏に回って静かに見ることができる。
案内板には「明治27年に越後の大工により建立、かつて使われ現在用無し」とあった。

太鼓楼とは時を告げる鐘の代わりではなく「近所の衆よ・お寺に集合」の合図を送るためのだったらしい。「今用無し」無粋極まる立て札を立てるより、今も毎朝昼夕にドドン!と鳴らせば町民も張り合いが出るのではないか。あーもったいない。

この周辺には円光寺を含め5つのお寺がそれぞれ坊の如く集まりを成しているのだが、中でも巨大な普願寺にも太鼓楼があり、楼の中にぶら下がっている和太鼓が見えた。

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太鼓楼の町・須坂である。周囲合計5つの寺に鐘楼があったかは見忘れた。

普願寺境内の掃除をしていた御婦人に、この太鼓が鳴らされることは有るのか、たずねたところ、「この太鼓の音は一度も聞いた事がない」とのこと。あーもったいない。


It crawled into my hand,honest/THE FUGS

2013年03月15日 | ルーツ・ロック

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随分と散髪に行っていない。サイケデリックな音を欲しがるのは、伸び放題のクシャクシャ頭のせいもあるのだろうか。

The Fugsのテンダネス・ジャンクションに続く1968年の作。
CD化されていない名盤を黒円盤で再発している"4MEN with BEARDS"というレーベルからLPリリースされていると知り、購入した。

一発目の「クリスタル・リエゾン」という曲がナイススイング・ジャストミートの場外ホームラン級に爽快。

The Fugsはアレン・ギンズバーグと一緒にライブ演奏している白黒映像もある。

髪の毛ボーボー、上半身ハダカで踊るアレン・ギンズバーグと共に演奏される「クリスタル・リエゾン」もパンチが効いてる。

前作と一転してクリスタル・クリアーな音質であるが、高音が少々耳障り、リマスター疑惑が残る。オリジナル盤の音が聴きたくなってくる再発盤である。


Tenderness Junction/THE FUGS

2013年03月14日 | 古いレコード

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Turn on, tune in, drop out !

金も無いのに働く不条理に強力な反力を発したくなり、サイケデリック・ロックの力を頼る。
アメリカのサイケな中古盤屋からレコードを何枚か買った。

ニューヨークのビートニクス・グループ、The FUGSが1968年に発表したLPの1枚。モヨモヨとこもった音質の、大変に怪しげなサイケデリック・レコードである。

インド念仏や、とんでもないタイトルと内容の曲もある。