天気いいぞう&体調不良のリハビリのため、軽く初サイクリングに出掛けた。
太鼓楼は国道沿いに面しているが裏に回って静かに見ることができる。
案内板には「明治27年に越後の大工により建立、かつて使われ現在用無し」とあった。
太鼓楼とは時を告げる鐘の代わりではなく「近所の衆よ・お寺に集合」の合図を送るためのだったらしい。「今用無し」無粋極まる立て札を立てるより、今も毎朝昼夕にドドン!と鳴らせば町民も張り合いが出るのではないか。あーもったいない。
この周辺には円光寺を含め5つのお寺がそれぞれ坊の如く集まりを成しているのだが、中でも巨大な普願寺にも太鼓楼があり、楼の中にぶら下がっている和太鼓が見えた。
太鼓楼の町・須坂である。周囲合計5つの寺に鐘楼があったかは見忘れた。
普願寺境内の掃除をしていた御婦人に、この太鼓が鳴らされることは有るのか、たずねたところ、「この太鼓の音は一度も聞いた事がない」とのこと。あーもったいない。
随分と散髪に行っていない。サイケデリックな音を欲しがるのは、伸び放題のクシャクシャ頭のせいもあるのだろうか。
The Fugsのテンダネス・ジャンクションに続く1968年の作。
CD化されていない名盤を黒円盤で再発している"4MEN with BEARDS"というレーベルからLPリリースされていると知り、購入した。
一発目の「クリスタル・リエゾン」という曲がナイススイング・ジャストミートの場外ホームラン級に爽快。
The Fugsはアレン・ギンズバーグと一緒にライブ演奏している白黒映像もある。
髪の毛ボーボー、上半身ハダカで踊るアレン・ギンズバーグと共に演奏される「クリスタル・リエゾン」もパンチが効いてる。
前作と一転してクリスタル・クリアーな音質であるが、高音が少々耳障り、リマスター疑惑が残る。オリジナル盤の音が聴きたくなってくる再発盤である。