けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

盛り場帰り@新宿ニ丁目 東京都心宿泊・個室の最安値

2024年05月22日 | パーク&ライド

◇盛り場:Mods Mayday 2024 @ TOP BEAT CLUB 荻窪(令和6年5月18日(土)13:00~23:00)
宿泊:新宿二丁目某ホテル

・イベントの一か月前に、新宿二丁目にあるユニットバス付きの個室を予約することが出来た。
・場所は私の好きな演芸場の道楽亭と、新宿公園のすぐ近く。
・チェックイン23:30。エントランスは二階でスーツ姿の従業員がおらず、ロンドン下町の宿屋を思い起こさせる。

↓ 昭和60年くらいの安ホテルや新築アパートで当たり前だった、窒息しそうなサイズのユニットバス空間。浴槽は膝を抱えて入る。
・昔は膝を抱えるのが当たり前の、オイオイ死人桶かこりゃ?みたいな本当~にちいせえ家庭用の浴槽をよく見かけた。
・この空間。シャワーだけ、泡立ちタオルを背中に回してゴシゴシするのにも狭すぎる。

・部屋は陽当りが悪いのが幸い、ゲイ盛り場からも離れていて、グッスリ寝られた!トイレ、洗面、歯磨き、いちいち部屋を出なくていい。便利!
・ポットと冷蔵庫は部屋になかった。
・これで土曜泊8,500円。予約時期にもよるが、今の都心でこれより安い個室はないだろう。以前はこのグレードなら土曜泊でも、もう二、三千は安かった。
・近頃の宿泊代の高騰の原因をフロントに聞いたらば、「Aホテルが値段を吊り上げてる。一泊2万はあり得ない。うちは頑張ってます」とのこと。
・新宿二丁目の朝は、ゲイしか歩いていない。朝日を浴びる夜遊び不足の厚化粧が、これでもかと群れる甲州街道と全然違う。
・帰り 新宿発/8:15...大宮発/9:06...長野着/10:15
・宿泊代と帰りの新幹線代を合わせると夜行バス料金の3倍の金がかかるも、体は休まるし、帰宅後も行動でき無駄がない。

今回はイベント開始時間が早く、移動は新幹線一択。しかも往路は埼玉県内で架線にビニールが引っ掛かり1時間止まるアクシデント。

・荻窪まで車で来て「その辺の駐車場に入れた」という友人もおり、パーク&ライドで出費削減できる余地はまだ残っていると思われる。


盛り場帰り@新宿四丁目の二畳間

2024年04月30日 | パーク&ライド

◇盛り場:March Of The Mods (@ LIVE HAUS 下北沢, R6.4.27 sat)
宿泊:新宿四丁目某ホテル
↓ 新宿四丁目のドヤ街風情。ネット検索に出てこない宿もあるだろう。

・相変わらず土曜日の1万円以下の個室宿探しが至難の東京23区内。イベント一か月前に予約できた個室宿は新宿四丁目にあり、チェックインは仕事が終わる17:00から。二畳+板の間の寝床、0:00~7:00の間は共同浴場が使えず、門限は1:00。きっちりクタクタになるまで働いて、風呂入って、外で焼酎飲んでメシ食って、戻ったらバタンキュ~する人向けの宿である。土曜一泊は7,500円也。
・この通りには宿泊先と似たような宿が並ぶ。駅に近い割に静かで、人知れずの雰囲気がある。

土曜日ここで泊まるなら23:30には入浴したい。

・ライブ後に訪れた日本屈指のロックンロール酒場、下北沢「ぷわかう」は時が経つのを忘れる店で、0:00で終わる宿のお風呂タイムを「朝にシャワー浴びりゃいい」と逃してしまった。今となっては満室日であったし、閉まる間際の共同浴場でゆったりできたのか疑問である。
・風呂シャワーなしで浴衣に着替え、床に就いても寝つきがよくない...。それでもイビキ地獄の雑魚寝タコ部屋よりはるかにまともな睡眠を得て、5:00前に目覚めた。
・朝シャワーは7:00~9:00。酒浸りなら7:00前に起きることはあり得ないし、起きたってシャワーまで酒飲んでりゃいい。門限までに戻りさえすれば十分に使える宿であろう。
・今は酒なし、二度寝するほど眠くはなし。7:00まで長い。Wi-Fiもない二畳間が本格的に独房化してきた。新宿付近で銭湯の「朝風呂」をネットで探してみると、これが思いの外少なく、最寄りで王子、神田まで出張らなければならない。寄り道するなら始発の新幹線で帰宅がよろしと独房を後にした。
・新宿駅甲州街道の日曜朝6時は、まだ夜中みたいなもんで、朝日を正面に受けうろつく夜遊び不足の厚化粧がワンサカいるわいるわ。無防備極まる光景なんだが、今や大和撫子は昼間は外国人観光客に追いやられ、夜~早朝に活動の場を移しているのかも知れん。マァ朝歩くなら駒込の方がずっと爽やかで気持ち良い。


盛り場帰り@駒込カプセルホテル

2024年04月03日 | パーク&ライド

◇盛り場:March Of The Mods (Club Ska×Gang Stage Reunion@荻窪 Top Beat Club, R6.3.23 sat)

風呂はイイがイビキで眠れないカプセル

・イベント二週間前の時点で宿をネット検索すると、23区内、埼玉県高崎線沿線のホテルは2万から、カプセルですら9980円。相変わらず絶望的なネット予約状況ではあったが、荻窪から電車で30分ちょいの駒込に、素泊まり1泊5000円のカプセルホテルがとれた。
・JR荻窪22:30~新宿(山手線)~駒込23:10
・盛り場で延々6時間ダンシングした後は、電車に乗車したら即、座りたいのだが、今回は池袋までは立ち。
・23区内の宿がとれない故に「夜遊びパーク&ライド」も念頭に置いているが、埼玉県熊谷あたりの駐車場付ホテルまで1時間以上かけて戻るのは現実的でない気がしてきた。即風呂・即布団がいい。
・カプセルは川越の会社にいた30年前、仕事仲間とバカ飲みした際に帰るのが面倒で頻繁に使っていた。以来である。大浴場で足を伸ばしてゆったり、サッパリ。これですな~。ここまでは良かった。
・カプセル部屋はイノシシ小屋か豚小屋にぶち込まれたかの如き、シャレにならない爆音イビキが響き渡っており、熟睡ならず!><。寝られたのは1:00~3:00の二時間か。夜行バス並の睡眠時間であった。翌朝は新幹線で9:00前に帰宅したが、眠くて結局一日潰れた。
・今後カプセル、相部屋の宿は使うことはないでしょう。泊まりは間仕切りされた個室部屋に限る。

駒込の早朝、日光御成道(にっこうおなりみち)「駒込妙義坂子育地蔵尊」

・5:00に宿を後にして、駒込で5:30から営業しているという蕎麦屋で朝食。朝早くから頑張ってますね。
・店を出て横断歩道を渡ると、駒込を案内しているyoutubeで見た「駒込妙義子育地蔵尊」がありました。
・昭和8年にここで交通事故で亡くなってしまった仲良し女子小学生の供養碑が哀れであります。その横に本尊の子育て地蔵、如意輪観音の石像が並んでいます。

江戸時代の駒込妙義坂周辺の絵図が良いです。地蔵堂の前では、絵図の江戸の田舎風景が被さってくるような、昔っぽい雰囲気を感じました。
・地蔵堂の横に、この日開催される町のお花見会の告知張り紙がありました。駒込は住民生活が感じられ、スッキリとしてイイところです。


盛り場帰り~池袋サンシャインBT発夜行便 試し乗車

2024年02月26日 | パーク&ライド


都内での盛り場遊びの後、夜行バスでグッスリ眠って帰ってこられるか?

横3列座席の最前列中央、前方に椅子がない席を予約できたので検証する。

・盛り場:March Of The Mods@渋谷 
・盛り場退出(22:50)→JR渋谷(23:10)→埼京線→(JR池袋23:20)→徒歩(所要時間20分)→池袋サンシャインバスターミナル (23:35)
・夜遊び後の池袋駅からBTまでの道のりは遠い。歩くのがやんなった。ターミナルは室内の待合スペースが少なくて疲れが出ます。

夜行バス(TDL発22:40)池袋SSBT出発(24:10)→三芳SA(24:50~1:10)→横川SA(2:50~3:20)→長野駅着(4:55) 乗車時間:4h45m
・23:55にバスが入車し、乗車。前方に椅子はないが、衝立(ついたて)があり、膝を真っ直ぐ伸ばすことはできない。リクライニング可動域は十分。
・衝立の上に踵を乗せ膝を伸ばす。膝から下のむくみは生じないが、足を固定できないのが気がかりになる。
・休息停車の度に起きて外に出る。寝ていたのだろうが、「眠った」という実感がない。
・この便で一番高額な座席だからか、一週間前からキャンセル料が発生し、気まぐれ行動には不向き。無駄に長い休息が無く、乗車時間が最短なのは〇。しかし、眠れなかった。
・昼間の新幹線、高速バスの方が30分程度でも熟睡できるのはなぜか?。夜行バスは個人スペース確保のため座席はカーテンで仕切られるが、座席の窮屈感も増す。私は閉鎖空間より、ある程度解放感があった方が寝られる。そういえば3~4年前、昼間の3列バスでは苦労を感じず寝られたなあ。

バス降車後~翌日の行動
5:15~ 帰宅し入浴。上がってすぐに布団に入るが寝付けない。
6:30~9:00 睡眠①(布団:2.5h)
朝飯
10:00~11:00 町内会会議に出席。
11.:00~13:30 睡眠②(こたつ:2.5h 睡眠時間累計=5.0h)
昼飯
14:30~16:30 睡眠③(こたつ:2.0h 睡眠時間累計=7.0h)
・結局翌日は一日寝ていた。夜行バス乗車中に体が休まることは、稀にあるかもしれないが、アタクシには最終の移動手段である。
・渋谷で乗車したJR埼京線は、籠原以北~高崎駅への終電アクセス便で、車内はギュウ詰め立ちっぱなし。パーク&ライド構想では最終電車は座って仮眠と仮定していたが、全くの想定外。
・高崎線最終のグリーン車(または東武東上線TJライナー)に座ってパーク&ライド先の宿に向かう事は、果たして可能なのか。検証はつづく。
・盛り場周辺の安い宿を、宿予約サイトで探すと出てくるのはカプセルばかりでヤンなる。直に予約するのがいいかも知れん。

 


令和6年建国記念日 江東区 亀戸天神社・香取神社・梅屋敷(春風亭百栄独演会)

2024年02月13日 | パーク&ライド


梅ほころびはじめの江東区亀戸へ、落語会と神社参詣に。
ついでに都内夜遊び後の脱夜行バスが可能か検証。

・"March Of The Mods" etc etc...昨年から東京都内の盛り場を訪れる機会が増えたが、以前に比べ都内のホテルが値上げされ、予約しづらくなった感があり、泊まらずに夜行バスで帰宅している。
・イベント終了後は慌てることなく、ほぼ新宿発23時35分発のバスに間に合う。この便は座席が横3列であり、自宅へ徒歩圏内に停車するので特に冬季は助かるのだが、他の夜行便より乗車時間が1時間近く余計で、新宿から私の降車するバス停まで230㎞に5時間45分もかかるのが短所である。
・乗車時間丸ごとグッスリ快眠できれば言うことなしなんだが、私の場合、寝たと感じるのは最初の2時間弱。一旦目覚めてしまうと不自由な体勢が苦になって、睡眠薬でも飲まないと寝るどころじゃない。一畳敷の寝台セクションが欲しい。
・そんな寝るに寝られずの状態の中で、東御SAに2:00に休息停車したバスが、そのまま4:00まで実に2時間の休息をとっている事を知る。長野ICまであとわずか1時間の地点で、これはきつい。
・長い。長すぎるほどに長いこの時間に移動できたら...自走を考えてみたが、盛り場の最寄りまでの自走は、渋滞、高額な駐車代など、無駄と苦労しか思い浮かばない。
・そこで、都内からの終電の終点で寝過ごしがなく、駅前の駐車料金も安く、最寄りの関越道ICにもアクセスが良い、埼玉県熊谷市のJR高崎線籠原駅に「パーク&ライド(P&R)」しての都内往復を試み、脱夜行バスの可能性を探った。

高崎線のグリーン車に乗って亀戸へ。行きは楽しい。
・出発8:00▶長野松代IC▶花園IC(ETC:2680円、左車線でゆっくり運転。)▶籠原駅前10:10 L=172㎞
・駐車場終日400円
・JR籠原駅発10:30(片道電車代:1340円+高崎線グリーン車(68㎞)1060円=2400円) 
・亀戸駅着 11:56
・亀戸北口信号(都道306号)~亀戸4丁目信号(都道315号蔵前橋通り)の250mの間は歩行者天国になっていた。沿線はほぼ飲食店(中華系)で祝日稼働率25%。
・うなぎ八べえ:亀戸天神社参道にある。テーブル席は狭苦しくなく、居心地が良い。ラクダの肉があるとか。有名店のようです。
・亀戸天神社参拝:白加賀という梅が咲き始め、本殿に向かうの参拝客の列を太鼓橋から眺めれば江戸名所図会の世界。梅の開花は例年より1週間早いとのこと。満開になったら人出が凄そうだ。
・くらもち珈琲:天神社近くの住宅地にある。店に入ると「カウンターへどうぞ」と通され、正面の棚に並ぶボーンチャイナからお好みのカップを選んでお飲みくださいという、おつな店。狭苦しさなく居心地良い。常連さんとの会話が下町っぽく、良い。落語の話になる。梅屋敷は会場費が安く、円楽一門会などよく寄席が行われているという。
・梅屋敷で春風亭百栄独演会。落語会場はステージ付きのフリースペース。めくりを置いていない高座に前座風情?が登場し、自分の名も名乗らずに、場慣れた口調で勝手に喋り始めたので具合が悪くなった。東村山?知らんがな。百栄師匠が挽回したが、ちと締まらないところでした。
・日暮れ前にスポーツの神社、香取神社を参拝。その後再び梅屋敷でお土産物色。本物の江戸切子の輝きが美しい。
・神社の周辺は、町の何がどこにあるか知っている人が住んでいるところで、下町・江戸の情緒がある。うなぎ店、喫茶店は神田、日本橋、下北沢などの店と比べてスペースが広く、くつろげる。駅前からの細い路地には狭小な一杯飲み屋が並ぶ。

帰りは籠原のうどん屋で夕食。満腹でパーク&ライドの正念場、夜間の高速道峠越えへ。
・19:35 籠原駅着 高崎線に緊急事態が連続発生し、20分遅れて到着。うどん屋へ急ぐ。
・19:45 うどん扇屋:閉店時間ギリギリ、入店OK。小鉢、漬物が美味い。人参炒り卵、セロリごま和え、沢庵の炒め物、キンカン砂糖漬け。サービス最高、ご飯まで頼んで腹いっぱい。居心地良い。
・20:25 運転開始 GS給油161円/L 高速代節約のため下道20㎞を40分。深谷ネギの産地である。
・21:10 本庄児玉IC~ 左車線ゆっくり運転。下仁田を過ぎ峠セクションに差しかかるとみるみる疲れが出始め、目がシャバつき、夕食後の血糖値低下開始と重なり、どえらく眠くなる。

・22:00 佐久PAで小休止。外気温は-2℃、エンジンかけたまま約20分寝る。コーヒーを飲んで復活。肩凝りがビシビシ来る。
・22:40 坂城IC(ETC:2140円)▶23:30帰宅。

今回の感想 行きは楽しく帰りはキツイ。
・時間:往路は玄関から亀戸まで4時間を切り、なお若干時間短縮の余地あり。よってP&R>高速バス
・交通費:二人以上なら一人当たり、新幹線利用料金を下回る。昼食代+喫茶店代くらい浮く。一人なら新幹線より割高。節約するなら高速利用区間を短くするか、高崎線はグリーン車の利用を見送る。籠原発なら普通車両で座れないことはない。
・お楽しみ度:時間に余裕があれば群馬・埼玉の下道を走ってみたい。
・疲労度:夜の高速道運転は最高に疲れる。峠セクション前に、甘楽PAで休息を入れるのがいいかも。
・夜間運転には、夜間サングラスでLEDライトの眩しさを遮光し、カーナビを消すのが良いと知った。肩凝り対策として頸椎サポートクッションも試してみたい。
・帰りは籠原駅から自宅まで、往路より短い高速道利用、給油、小休止で3時間かかった。
・高速道の長区間使用で籠原からの帰宅所要時間を2時間45分と想定し、以下にP&R(復路夜間)の活用を検証する。


籠原パーク&ライド(復路夜間)の検証 渋谷に滞在可能な時間と帰宅時間、他との比較

◆新幹線最終
・渋谷21:36▶長野23:50
◆籠原パーク&ライド ※二人以上は新幹線利用より割安、要相談。
・渋谷21:36▶籠原22:59▶帰宅1:45 〇翌日9時からの活動可。
・渋谷22:18▶籠原23:48▶帰宅2:30 △翌日10
時からの活動可。
・渋谷22:54▶籠原0:15▶帰宅3:00 △
・終電 渋谷23:27▶籠原0:52▶帰宅3:45 バスより100分早い帰宅も、AM丸潰れの予感。
◆夜行バス ※現在は最終手段認定。
・新宿発23:35/長野駅着5:08(5時間33分)文中の便。長い。
・池袋発24:10/長野駅着5:05(4時間55分)未乗車。3列セクションあり。乗るならこれ一択か。
・新宿発24:40/長野駅着5:45(5時間5分)最終手段、発狂の狭小4列座席。

結論
・パーク&ライドの発案に至ったのは、飲酒の習慣が消え、移動手段に制限が無くなったから。夜間自走は翌朝に影響が出そうだったらNG。盛り場帰りの後はグッスリ寝て、翌日は朝からテキパキ快調でありたい。P&Rなら都内での宿泊にこだわらず、ドライブを楽しみ、駅に近い駐車場付の宿に車を置いて盛り場へ行くのも良いではないか。