けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

平成25年度 根多帳その1

2013年01月21日 | 落語

1月20日 れざん亭@塩尻市レザンホール

毎年恒例、有名芸人揃い踏みの会。

柳家こんぶ:「初天神」
大型二ツ目。体がでかい。

林家三平:慢談(?)
本人のいないところで必ずイジラレているので、初めて高座を見るにあたり心配になった。
先代のようにハカマ姿で飛んできて慢談を披露。体を使ったくだらない話は巷の評判ほど悪くない。途中で水戸黄門で八平衛役をやっていた大物俳優だということに気づいた。

三遊亭好楽:「親子酒」
笑点収録会でしか生で見た事はありませんが、サラリとした高座。当たり前のように上手い。

中入り

三増紋之助:曲独楽
エネルギッシュな芸、独楽だけで持たせるのがしぶい。大独楽のデザインもしぶい。

柳家さん喬:「八五郎出世」
昨年若里文化ホールで初めて高座を見た時と聴き覚えのあるマクラで、もしや同じネタでは?!と思ったらやっぱり同じ「八五郎出世」だった。
「八五郎出世」は田舎受けするのか、とにかく高座にかけられることが多く、さすがに上手下手がわかるようになった。さん喬さんはサラリと当り前のように上手いと思ったので、他の噺が聴きたかった。来月の高座はいかに?

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平成弐拾四年度根多帖その五~上方落語の会

2012年12月14日 | 落語

平成弐拾四年度根多帖その五~上方落語の会 12/11@犀北館

六代目桂文枝一門の会

桂三語:「のめる」
サッカー関西大学リーグの大阪産業大学でミッドフィルダーだったという若手噺家。
「長野パルセイロが誘ってくれなかったのでしょうがなく噺家になった」という荒業のご当地マクラに、喜びの拍手を送ったのであった。にくいやつ!今後贔屓に命ずる。

桂三歩:(高校同級生が葬式で一同に会う噺)
歯抜けの師匠、なにもかもバカバカしく最高。

中入り

桂きん枝:「一文笛」
吉本芸人の珍話、本人の選挙体験談から本編までイッキに聴けた。塩尻れざん亭で六代目円楽もとりあげていた噺ですが、大阪弁の迫力に引きずり込まれた。結構な大ネタと思う。

11/11のブラック師匠の会は
・一眼国
・狸塚(?)
・マラなし芳一
の3席。

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快楽亭ブラック 還暦と真打昇進20周年を祝う会(11/11)

2012年11月12日 | 落語

今年も快楽亭ブラック師匠の高座を長野で聴けるという、最高の贅沢。

共演の「げんきいいぞう」さんについては少し予習をした際、本番がかなり不安になった。

腹巻きを伸ばし、バスタオル一丁を纏ったような「エコルック」にウクレレを抱え登場したいいぞうさん、一発目は陽気な歌で始まり、「ハッピーハッピー」と歌に合わせ客も手拍子をするうちに、トッピな格好のいいぞうさんに目も慣れてきたようであった。

しかし歌の内容がエスカレートするに従い、困り果て堪らず寝たふりをする女性客と、その反対に腹を抱え笑い通す男共といったように、男女で反応の違いが激しくなっていった。初見の女性客には「お気の毒さまでした」としか言いようがない。本当にクレイジーな「なり」と歌、踊りであった。「あれは芸なのか」と言われても答えられない。ただ、私は頭のおかしいふりをしていいぞうさんと共に外に繰り出し、練り歩きたいという欲望が高まった。

流石、ブラック師匠、連れてくる人が違う!と思いながらも、見ていてかなりの体力を消耗した。

ブラック師匠もなんと3席も演じてくれたので大満足。なんであんなに面白いのか、いつも感心してしまう。DVDを4本、CD1本を購入し、お祝いの気持ちに代えさせていただきました。

充実の3時間、打ち上げに出席できなかったのが残念至極である。企画・実行していただいた皆様にはひたすら感謝であります。来年もぜひ!

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平成弐拾四年度根多帖その四~柳原七夕寄席とマジックショー

2012年08月05日 | 落語

盛夏の休日、エアコンも金もない家にはありがたいイベントが行われました。

「柳原七夕寄席とマジックショー」

快楽亭肉丸:「寿限無」(中学生落語)
快楽亭ひろり:「小言念仏」(高校生落語)
信濃家中蔵:「味噌倉」

中入り

飲々亭冷奴:「代書屋」(初)
マジック安藤:「奇術」
快楽亭狂志:「茶の湯」(初)

(初)は生で初めて聴いた根多です。

出演者はすべて地元の方。

お馴染み肉丸、ひろりの未成年落語がスリルと愛嬌で聴衆の心を掴みます。
わしらの前に座っていた子供は大ウケ。
マジック安藤さんは元気いっぱい!
中蔵さん、冷奴さんと狂志さんの成年の部は見事でした。

愛嬌の未成年の部、時事ネタの成年の部ともに長野ローカル落語はあなどれません。

コメント (2)
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平成24年落語会 根多帖(その参)

2012年03月04日 | 落語
3/3 柳家三三独演会@北野文芸座

三遊亭きつつき・・・「孝行糖」(初)

年くった前座だなと思ったら二ツ目さんでした。自分の言いたい事をズバズバ言うので聞いていて楽。

柳家三三・・・「雛の鍔」(初)

雛祭りだからこのネタをやったんだな、と気付きました。
マクラが昨年の凛語寄席の時と一緒で、開始早々に取り残されました。

このネタはブラック師匠のCDで聞いて、ちびつこのかわいい様がネチッこく印象に残っていたのですが、アッサリと終わった。

中入り

柳家三三・・・「五貫裁き」(初)
知らない話でしたが、楽しく聴けました。

三三さんへの期待を持って場所代が場所代な北野文芸座での落語会に臨んだのであるが、全館電気暖房・ゆったり椅子ともあいまって、半ばサウナの仮眠室というような落語会の二階席であった。

一階で観たらもっと違う感想になっていたかどうか?それは知らん。

コメント (4)
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