けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

"READY STEADY GO!" Decca LK4577

2013年01月29日 | 古いレコード

Rsg_cover

昭和39年に発売されたまんまのほんまもの。当時のイギリスの人気TV音楽番組名からタイトルを拝借した、英デッカ・レーベル所属組のヒットソング集です。B面一発目に収録されたストーンズの「アイワナビーユアマン」が強烈です。

半年前の購入時は円高の頂点だった事に加え、盤もジャケットも良い状態で拙者は満足。発売から48年の歳月を経て文句なしの出会いである。イギリス製ジャケットは表面がラミネートされていて素敵だ。

"Ready Steady Go!"は金曜夕方に放送されていた公開収録番組で、ビートルズとかストーンズとかフーなどがふつーに生演奏していた。この盤は番組自体を収録したものではない。

ところで、現在"Ready Steady Go!"の番組のフィルムは、かつてのデイブ・クラーク・ファイブのリーダー、デイブ・クラークが独占し隠蔽所有している。どれくらいの量を所有しているかは定かでない。

80年代初頭において"Ready Steady Go!"の映像と対面するなんぞは絶望的、写真を眺めるだけの世界であったが、'86年頃、セコとなる前のデイブ・クラークが所有映像の一部をビデオ化し公に販売したのだった。
現在世に出回っているビートルズ、オーティス・レディング特番、モータウン特番などの映像はこの時に発表されたものである。しかし当時ヒットを連発し、番組にも数多く出演していたキンクスやホリーズの映像が皆無という不自然さと、昭和38年から3年間に及ぶ番組の放送期間から、多くの未公開映像の実在を確信する次第である。

"Ready Steady Go!"全放送の記録

インターネット時代になってから公になっていない映像がいきなり出てきてびっくりしてますが、貴重な実録が死期迫るデイブ・クラークの寿命と共にこの世から葬り去られることなく、60年代のブリティッシュ・ロック黎明期の風俗が丸裸になる時を待つ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成25年度 根多帳その1

2013年01月21日 | 落語

1月20日 れざん亭@塩尻市レザンホール

毎年恒例、有名芸人揃い踏みの会。

柳家こんぶ:「初天神」
大型二ツ目。体がでかい。

林家三平:慢談(?)
本人のいないところで必ずイジラレているので、初めて高座を見るにあたり心配になった。
先代のようにハカマ姿で飛んできて慢談を披露。体を使ったくだらない話は巷の評判ほど悪くない。途中で水戸黄門で八平衛役をやっていた大物俳優だということに気づいた。

三遊亭好楽:「親子酒」
笑点収録会でしか生で見た事はありませんが、サラリとした高座。当たり前のように上手い。

中入り

三増紋之助:曲独楽
エネルギッシュな芸、独楽だけで持たせるのがしぶい。大独楽のデザインもしぶい。

柳家さん喬:「八五郎出世」
昨年若里文化ホールで初めて高座を見た時と聴き覚えのあるマクラで、もしや同じネタでは?!と思ったらやっぱり同じ「八五郎出世」だった。
「八五郎出世」は田舎受けするのか、とにかく高座にかけられることが多く、さすがに上手下手がわかるようになった。さん喬さんはサラリと当り前のように上手いと思ったので、他の噺が聴きたかった。来月の高座はいかに?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

善光寺と往生寺

2013年01月09日 | お寺探訪

年頭、善光寺へ初めて初詣に行った。ローピング、順番待ち、その混雑ぶりに驚いた。
丁度法要を終えた上人さまが通る際に合掌もせず、ケイタイで写真撮影を試みるというサル同然の狼藉者が散見された。こまったもんだ。

それから湯福神社に行き、お神酒をいただいた。お代わりしたくなる、おいしいお神酒であった。

さらに往生寺まで上がった。その昔、善光寺と往生寺は併せて一つの参拝順路となっていたようである。

参考文献:週刊長野記事アーカイヴ:往生寺 ~動物出没に悩む遠足の地~

往生寺の境内には我々の他に一人。境内はきれいだし、眺めも良く気分爽快。

山腹の遊歩道の先に、壁4面が落書きだらけのお堂がある。何が安置されているのか定かでない。私は「らくがき堂」と呼んでいる。

県内、県外からの大勢の参拝者による無数の落書き。その烈しさに漆喰壁が削り取られた部分もある。現在確認している最古の落書きは大正3年6月9日の何某によるものである。
そして、昭和30年代以降の落書きを探すのは困難を極める。人の流れは上記参考文献のとおりの移ろいであったようだ。

正月二日、往生の地から善光寺裏口駐車場に向けゴッタ返す自動車の列を眼下に、「善光寺は表から入って、それからここまで歩いてこいや!」と普段通りに思ったのであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成24年 年末サバイバル

2013年01月02日 | 無礼講ロッカーズLIVE!

昨年末、12/28のライブハウスJ「Live de 忘年会」にお越しいただいた皆様に御礼申し上げます。

近所の温泉で前夜の酒を体外排出しようと試み、あきらめた後にリハーサルへ。
リハーサル後某居酒屋チェーン店で鍋をつつき、大忘年会を行いました。安定供給・安定品質・大量消費の場においても我々は食べ残しはいたしません。

会場に戻り、他の出演者様への失礼をお詫びしつつ、うたた寝したり乱入したりを挟んで23時からのライブに備えました。
本番はサックス:小林さん(Jazz Hiroyon)、ギター:和田さんと、セッションしました。

20121228  
(Jazz Hiroyonさんのページより拝借しました。クリック拡大します)

その後、ボンバー小川さんのジャックダニエルズのボルトを手に騒いでいた。それから朝になった。

ライブ前夜から大みそかの飲み納めまでの96時間中約40時間、徘徊老人の如く酒に浸り、大掃除、正月の準備などなんのこっちゃという年末であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする