けにーやじま (旧無礼講ロッカーズ)

信濃三十三観音札所NOW!
令和以降は長野県内外の札所めぐり、古刹名刹訪問記が主です。

晩酌セット料金で構築するサウンドシステム その3

2011年03月01日 | サウンドシステム

・Victor SX-F1

Pa0_0048

16cmウーファー搭載の2way密閉型スピーカー。
初の密閉型スピーカーである。

ラジオを再生すると、お上品な音で鳴る。
最近はピーター・バラカン氏が土曜の朝っぱらからブルースをじゃんじゃんかけてくれる「ウィークエンド・サンシャイン」がお気に入り番組です。

しかし、このスピーカー、昔盤の再生全般に弱い。特に50’sシカゴ・ブルース盤の再生には滅法弱い。

マディ・ウォーターズの声から、あのどっしりとした「ドス」が、伝わってこない。
ハウリン・ウルフの「こぶし」が、伝わってこない。

さらにはボ・ディドリーの「ボ・ディドリー」の迫力が出てこない。所持スピーカー中最大径のウーファーなのに、わけわからん。これでは春風亭昇太に「それじゃだめじゃん」と言われてしまう。

低音域は昔の録音ならではのモコモコ感が消え、ひたすら”ぱっすんぱっすん”言っているだけ。”ぱっすんぱっすん”これが密閉スピーカーの音なのか?

可能な限りボリュームを上げてもスピーカー上半分からしか音の出ていない感覚は変わらない。録音バランスなんてどうでもいいシカゴ・ブルースには、お上品すぎるスピーカーでござんす。