先週に引き続き千石劇場へ行き、JBと共に話題を呼んでいる「ジミヘンの映画」を見ました。
土曜13:10の開場、二階にある2号館に初めて入りました。
約100席の館内に入場者は全員で6名。またもツバナレできません。
映画はニューヨークのクラブで夜遊びしていた20歳前のイギリス人女性モデル、リンダにジミヘンが見出されてから、
ステージでギターに放火する「モンタレーポップフェスティバル」に旅立つまでの一年間だけを描いています。
内容は「100%真実」と出てきます。イギリスとアイルランドの制作。少々口汚い台詞が出てきます。
リンダは当時のキース・リチャーズの彼女で、20歳前でブルース聴いてるモデルというだけで「すげえな」と思います。
キースの自伝で当時のリンダを知ることができますが、ここではそのとおり再現されています。
イギリスに渡ったジミヘンを取り巻く界隈には自由奔放なスウィンギング・ロンドンの頂点の有様が垣間見えます。
アニマルズのチャス・チャンドラーはニューキャッスル出身なので、北部の訛りで喋っているようです。
ジミヘンのギターを弾いているのは終わりのテロップから察するに、和出井 和久照(ワディ・ワクテル)と思われます。
しなやかなリズム、みずみずしいストラトの音がジミヘンそのもので、JB同様にライブ・シーンには引き込まれました。臨場感あります。
千石劇場では半券提示でリピーター割引ってのがあるらしい。時間があったらまた見たい。