門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

私のまさか

2007-11-14 13:30:41 | Weblog
小泉さんが言った「まさか」のまっさかさまが私にもありました。
それは一本の電話から、、、
ワーンワーン!いきなり飛び込んだ泣き声にそれこそ耳を疑いました。
それは正しく家内の声だったのです。そして途切れ途切れに訊いた訳は
大腸癌でその翳で真っ黒、すぐ手術だと。
便に血が混じってるので念の為に行った病院のレントゲン検査で
医師にそう言われ腰が立たぬのをやっと自宅まで辿り着いて怖さが爆発した
耳をつんざく電話だったのでした。仕事場から帰って慰めようにも私も頭が
真っ白で言葉がでませんでした。病院に行って医師に確かめると、すぐ入院して
手術すること。その為にスタッフが今打ち合わせしていると聞いて、
セカンドオピニオンの選択肢が浮かび待ったをかけました。図書館に行って
大腸癌手術の名医を調べそこにすぐ電話したら引き受けるとのことで
その希望を言って写真や所見を預かり遠方でしたが某大学病院で
再検査しそこで手術を受け無事成功し現在は10年経過しています。
いまは名医が居なければどこまでも全てを捨てても追いかけていくそんな
バイタリテイをもって当たれば鬼神もこれを避くですね。
仕事も辞めてましたが、お蔭で事業に幕を引く時家内が癌なのでの一言で
取引先や関係者がみんな納得してスムーズに辞められました。
順風満風でしたが翌年から業種の締め付けが厳しく続けていたら
倒産していたかも。塞翁が馬の危機一髪でした。
のらくら上等兵