門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

神様・仏様は何処に

2007-11-17 10:24:02 | Weblog
家内の友達はC型肝炎でした。
同病相哀れむの例え通りお互い励まし合って
通院するお隣の奥さんでした。
突然東京に行ったので、東京見物は如何でした?
実はガンセンターに行ってたのよ。
あと半年の命ですって。
その答えにはこたえ絶句しました。
家内が手を握り締めオロオロ涙流していたら
死ぬのなんてちっとも怖くないわ。だから泣かないで。
と気丈に言って微笑んだのでした。
傍らで見てその光景を忘れることが出来ません。
それは癌の理不尽さに対するせめてものレジスタンス
だったと想えてなりません。
その後にみせた生への執着心がいいえ本当は死にたく無い
と必死に語っていました。
20%の生還に賭けるといって壮絶な抗癌剤との戦いに
破れて最後は肺が水に浸かるまで頑張ったのでした。
もう3回忌が過ぎこのようにしてC型肝炎患者が
居なくなってしまうのです。
嗚呼、神様・仏様 ご覧になっておられますのでしょうか?

肝癌が 病治るも 憑く怖さ