門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

安いことは怖いこと

2008-02-02 12:32:29 | Weblog
食品衛生法で輸入禁止も…厚労相、「天洋食品」製品に(読売新聞) - goo ニュース
なんでこうなったか。
その原因追求は単に毒物搬入の
究明だけに留まらず
その背景にある深い沼のドロドロした
深層心理を摘発して直さなければ
更なる混迷を深めるだろう。
日本でもミートホープで既に類似した
事件があった。
それを教訓として食の衛生面に対する
真剣な取り組みをしなかった。
そのとき元社長が吐いて逆鱗したが
それは真理であった。
「安い食品に取り付く消費者も悪い」
中国人を安い賃金で働かせ
安い食品の美味い汁だけ獲る。
丸投げしてそんな条件で安泰に
食の安全を確保する
勝手な手法が長続きする筈がない。
今でこそ言いなりだが
中国も実力がつき立場が逆転すれば
自国の利益に傾くのは当然の成り行きで
そのXデーが来るのは対日戦略で明らかだ。
これは海外の輸入に頼って
39%しかない食の国産に有り難い
SOSで知らせていると
受け止めるべきである。
健康の安全は食であり
その費用は当然掛かるもの。
惜しんではならない。
クレームがついたときそれを
相手に押し付けて、平然と
損をしないよう軽傷で済ますこと
ばかり気を取られては
やがて致命傷を負うことになる。
「安きは命さえ失う」
この教訓を肝に銘じ消費者が
意識改革することをこの事件は
教えて下さっている。