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二級ボイラー技士(実技講習)の巻

2016年03月07日 | 機械設備関係資格
今回のテーマは、私にとって多忙な時期だった昨年2015年に取得した資格の一つの前哨戦となった「二級ボイラー実技講習」について記します。
この資格は、ご存知の方は、ご存知のとおり、その真意はわかりませんが、定年後の再就職に有利(?)と言われるボイラー技士です。

定年後に有利(?)な資格としては、某通信教育のパンフレットでは、
二級ボイラー技士
第二種電気工事士(2015年下期試験で所得済)
乙種4類危険物取扱者(取得済)
電気主任技術者(第3種)・・・・近い将来受験予定
第三種冷凍機械責任者(第二種を取得済)
等と言われています。

私もそろそろ52歳、60歳定年迄、カウントダウンに近づき、そのまま会社で65歳迄の再雇用も良いのですが、今の部下が上司となり、給与も激減、ならば、同じ安い給与でも構わないので、新しい分野で数年働くのも、また人生の選択の一つと考え、資格取得を考えました。
但し、最近は、ビルの熱源も変化し、ボイラー技士のニーズは減少しているように思いますが、あれば何かの役に立つと思い、全て自腹で、講習を受講しました。
私の場合の講習会の受講概要は、下記のとおり
1) 受講資格:誰でも
申込は、6月1日にボイラー協会へ送付
2) 講習期間:3日間(7月3日~5日)
3) 講習内容
① ボイラーの基礎知識、ボイラーの概要、点火
② 燃焼調整、付属品・付属装置の取扱い、水管理、点検・異常時の処置
③ 現場実習(某民間企業の工場にて)
4) 受講費用:¥31,000(自腹)
5) その他にテキスト
ボイラー実技テキスト(¥1,130)
ボイラー図鑑(¥1,130)
6) 修了の認定:試験合格とセットで申請することで、二級ボイラー免許を取得
7) 会場:さいたま市産業振興会館+某民間企業の工場
8) 二級ボイラー試験は、神奈川出張特別試験(7月26日に照準)




私は、既に冷凍2種を取得、ボイラーについては、当然、熱源の一つとして、理解し、エネルギー管理士(熱)、一級管工事施工管理技士などを保有しておりますので、本来は、直接、一級ボイラー技士といきたいのですが、オーミングアップということで、二級ボイラー技士を目指すことにしました。
1日目、2日目は、座学です。受講番号は1番でした。両日とも9:00受付、9:30~17:30が講義、真面目に受講しました。やはり昼一番は、あちこちから「いびき」が聞こえましたが、仕方ないですね!
3日目は、某民間企業での実技講習、現場見学、実際の設備を観る、といった内容と、ボイラ操作盤の模型を使っての、操作(特に異常時の対応)実習でした。
無事、3日間、講習を修了し、受講修了書を頂き、いざ、7月26日の神奈川の試験に向けて、勉強を開始しました。



ボイラ協会からは、学科試験を受ける前に、この実技講習を受講することを薦めていました。私も、全くの素人さんであれば、そうすべきと思います。
熱力学、それもエンタルピー、潜熱、蒸気線図など、物理の苦手な人には、言葉の意味や、ブロー水管理の意味、などを理解する良い機会だと思います。
でも、自身で、講習内容を復習しなければ、意味はありませんがね。
(意見には個人差があります)

ちょっとした気分転換になった講習会でした。

次回は、7月26日に受験した二級ボイラー技士試験について、記します。