当院は「噛む食育」を提唱しています。
2年前に健康咀嚼指導士の資格を取り、幼稚園やカフェ講座などで、噛む食育を開催してきました。
しかし院内ではお口の状況のみのお伝えだけになっていたのでした。
今年はコロナ禍もあり、もともと現代病のようになってきていた歯の交換の不具合、歯の卵の成長遅延について、
運動不足や紫外線不足などでさらに問題が大きくなった気がしており、
歯科医師として診断のみでなく、状況を患児さん当人、ご家族にお伝えした後、さらにその歯の交換やかみあわせのために背中を押してあげる制度を整えようと決意。
院内でも本格的に噛む食育を「伝える」のみでなく、「育ててみる」ところまで行うスタートをしました。
それは矯正治療をする前にまず行うことです。
もちろん、全ての歯や顎の骨がうまく育つとは限りません。遺伝性のものは致し方ないためです。
しかし、知らないで放置してしまうより、
きちんと知らせサポートすることで、少しでも歯がうまく交換したり、生えたりするほうがいいのではないでしょうか。
それは学校の勉強と似てますね。
周りのサポートが無ければ遅れてしまうだけかもしれません。
ただこれは健康のため、一生ものの歯のため、食べるための道具のためなのでもっと大切な生きるために必要なことだと言えます。
さあ来年もみなさん
ご飯をよく噛んで食べましょう!
ぱくぱくモリモリ食べるのもいいですが、
カミカミひと口10-20回噛みましょう!
永久歯が生えるために自分の力を発揮して歯の交換をサポートしましょう。
生え変わり、かみあわせが気になる方は、
冬休みのうちにご相談下さいね!