もし女性歯科医師としてこれから歯科医業をやっていきたいと思っている方がいて、
たまたま検索ヒットをしたら、
ああこんな先生もいたんだな...
ぐらいは思って頂けたら幸いです。
私の場合は必要に迫られた形で歯科医院を開業したわけですが、
たぶん皆様はきちんと計画して事業をスタートする能力、準備する資質をお持ちだろうと思うのです。
つまり...
お金の話は開業セミナーや、コンサルティング会社から聞けばいいんです。
3人の子育てをしながら歯科医院を開業してきた人の話はちょっと聞いてみたくないですか?
お役に立てるかどうかは別として...
聞いて腑に落ちる、ということもあります。
スタッフさん達も
1、2、3、...3人は妊娠して出産間際まで働いて頂きました。
そうそう、その間、私も3人目を妊娠出産してました...当院を開院してから4人が出産したことになります。
なんだか振り返ると、バタバタした時代でした。
スタッフの皆さんが保育園、幼稚園、小中学校の子育てママさんばかりで、行事に参加できるようにも努めてきました。
患者さんが親子で来れる、という意味もありましたが、
私達も子育てしていく、そんな思いも込めた
「キッズマム」
というネーミングです。
もちろん私は全ての学校行事に参加できたわけではありません。
授業参観はどのくらい出れたでしょうか...
親子教室もいつも遅刻でした。
しかしPTAだけは、子供1名につき1役と決まっていたため、
3人全員分の委員をやってきました。
上の子の時は中学校でもしましたね...
学級委員、広報委員、結構楽しかったです。
計4年分ですね。
学校行事には全て参加はできない環境です、自営業者ですからね。
でもPTAは強いられるって、何?って感じですが、
「皆さんお仕事されてますから!」
って言われたら、やらざるを得ません。
いつも
「仕事が違う、出来ない環境の人もいるのに?」
と心の中でつぶやいてました。
私の場合は平日に自分が休むためには、人員を確保しないといけませんからね、アルバイト料をお支払いする支出が出るんです...
単にシフト交代というわけにはいかないのです。
しかしながら学校は共同体。
お互い様でお世話になっている面もありますから、頑張ってやるしかありません。
上2人の時は、地域役員も子供1名につき1回だったので、計2年をPTAと別々にしましたね...
そういうあらゆる意味でさまざまな組織に存在する、わからない、意見の相違のある人達のパワハラにも耐えてきましたね。
ただ、子供がやりたいと言ったことには全力でサポートしました。
自分が子供の頃にやりたいと思うことができなかったからです。
子供達は野球を選びました。
末っ子は今でも野球部で頑張っています。
野球のお茶当番は15年ほどやってるかもしれません...
これは驚異的ですね...
振り返ると結構...ひと昔前が10年前なら、
いつのまにか超えちゃってますね...
お茶当番も必要性のある面もあれば、
あまり意味のない時間もあるわけで、
私個人としては、必要な部分だけでいいのでは?
と思うのですが、
日本社会は集団行動が好きなんだろうなと言うのが実感ですね...
どうしても寄り集まってしまう。
しかしながらそれもまた学びにはなりました。
寄り集まってもマウント取らない人々が集まり、お互いを尊重することができれば、
親戚のように皆優しく感じるものです。
そう、紫外線も浴びまくってきました
歳もとったなー!
歯科医院を開業して上2人が成人になり
よくやってきたなぁ...!
と自分を褒めたいのは、
野球のお茶当番や配車係かもしれません。
仕事がめちゃくちゃ忙しい時期だったので、
野球チームも他の親御さんみたいに、あそこがいい、ここはだめ、などとじっくりと選んであげらることもできず、
「どこに入るの?」
って子供に勝手に決めさせたら、
全国大会で少年野球の甲子園と呼ばれる
「マクドナルドカップ」
で優勝し、県代表になり、
東京の全国大会に出てしまうチームだった、
という...
福岡県で硬式の高校野球部は180校ほどですが、全日本軟式少年野球は300チームほどあるんです
(ざっくりですいません)
その1チームになるために、
毎週毎週試合です。
そこそこの野球ではなく、
ガチの野球をしてきた、という...
しかも、上と末っ子はチームも違うのに、
どっちもマック行っちゃった、、みたいな。
めっちゃ大変な土日祝でした。
野球人はお正月とお盆以外のカレンダーの「赤いマーク」は野球しますからね...
だけど神様か仏様からご褒美をもらったと思って頑張ってきました。
そんな感じで
野球人です、保護者の私も。
特に野球が好きなわけではないのですが、
野球人の
「朝も早よから」
の始動にずっと付き合ってきました。
6:30集合とかですからね...
小学生の頃から。
末っ子の夏の野球は今から。
今年も中総体で頑張る様子です。
引き続き野球をやるそうですから、
しばらく見守りは続きそうです。
そういった様々なことが原動力になりつつ、
患者さんに対応してきたという感じですね。
患者さん達にも歯科医院に通院するほかに、
日常生活がありますからね。
お子さんの学校、おけいこ、長期帰省...
部活、テスト、受験...
お母さん方の妊娠・出産は、
当院にとっても微笑ましい出来事です。
兄弟姉妹が増えていく様子は、楽しみになっています。
そういう想像力は備えた診療をしてきたということです。
はい、
現場主義でやってきました。
*KidsmomSenseでは
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