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保育園検診行きました 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2017-06-26 | 筑紫野市 小児歯科
6月ラストの保育園検診。

おままごとで遊んでいるみなさんの中から、先生が一人一人園児さんを連れて来られるのですが、
画像の柵の前に実は小さな椅子が少し並べられていて、
一時待機の園児さんが椅子にちょこんと座っていました。
その姿は
園児さん用の簡易待合室みたいでとても可愛らしかったです。






気を抜く、息を抜く

2017-06-23 | 思うこと
"デジタル〜はカシオ♫"というCMがTVで流れていた時代がありますが、
アナログ時計からデジタル時計に変遷し始めた時代です。

ゲームウォッチが出た時は
えーー?ゲームがウォッチ?ウォッチがゲーム?
と子供の頃に思いました。

今では時刻を知る道具と言えば電話。
えーー?電話が時計?
しかも電話がパソコン?
みたいな驚きさえもない時代です。

もう便利過ぎて無言。
人と会話することなんて必要ないのです。

時代が便利な社会になったということは
人と喋ったり触れ合ったりしなくなったということです。

買い物をするにしても昔は必ず人との会話が成立していました。
商店街の1店1店に出向き、1品1品を注文する、
人との会話が日常に溢れていました。
八百屋さんでは網かご中にジャラジャラと
売り上げが入っており、
バネばかりでグラムを計り品物が売られていた時代、人が物を売っていました。

小さなスーパーマーケットが競り合うようにでき始めると、
親玉のようなショッピングモールが続々と開店し、
少し会話の残っていたスーパーマーケットもどんどん吸収され閉店していきました。

そしてコンビニ。
未だに元気のいいコンビニの増加ですが、
コンビニ社会は最も日常会話を無くさせた台頭と言えるでしょう。

小さな子供が買い物をする時、
商店であれば無駄話もありました。
"早くアイスボックスのフタ閉めなさい"
と怒る商店のおばさんや、
"はい、お釣り100万円"
とかギャグで構ってもらえたり
どこかで気を抜いて皆生きていました。

会話、対話とは息抜きだと思うのです。
息抜き、つまり気を抜きながら生きていたのです。

今のデジタル社会、制度の整い過ぎた便利な社会はどうでしょう。
コンビニを例に取ればドアを開ければ小うるさいアナウンスがBGMで繰り返し鳴り響き、
冷たいフロア空間で黙って品定め。
レジでは幼児から大人まで
"いらっしゃいませ" "ありがとうございました"
の一辺倒。
いかに素早く買い物をするか、に特化した空間から強制的に、いかに難なくそつなくスルーして外に出れるかを余儀なくされています。

もちろん会話はありませんし、その上
息を抜く暇もありません。

コンビニを例にとりましたが、社会全体にそういうふうに気を抜きながら生きれる空間は無くなって来ました。

自動〇〇機、が巷に溢れています。
自動ドア、自動販売機、自動券売機、自動改札機、
駐車場はコインパーキングと言われますが、
駐車場からも駐車券を切ったりお金を払う係の人がどんどん消えて行きます。
高速道路もETCですね。

いかに簡潔に、スピーディーに、コンパクトに事が進むか。
時にはそれに加え、
いかに先に行けるか、競争に勝てるか、
時には利益を得られるか、
まで求められるわけです。


そうなると人間が気を抜きたい反動はどこへ行くのかというと、もう日常に気を抜く場は無くなったわけですから、
身近な周囲の人、触れ合える人に過剰に気を抜きたがる傾向になります。

家族、身近な知人、友人、同僚、
そういった親しい人間に過剰に会話や対話を求めてはいないでしょうか。

また、SNSに向かい気を抜く人。
気を抜くというか毒を吐く...。
サービス業という場に鬱憤を晴らす人もいます。

それらのものは本当の意味で自分の気を抜いたり息を抜いたりできるものでしょうか...。

日常から気を抜く場が減ってしまったのでしわ寄せが来ているのは仕方がないのかもしれませんが、そういうことでなく
どこか違う場所や空間で自分の溜まった気は捨ててしまうことをお勧めします。

また、そういった悪い気は溜めないように
どこかへこまめに歩いてみたり、海や山や川、せめて身近な公園の自然の中を歩き、そこへコツコツ捨てる。

花や樹々は四季を彩り、会話こそ出来ませんが、
悪い気は受け取ってくれるかのように、
それらを眺めることで悪い気を消すことができます。
マイナスイオン、という言葉が流行りましたが、
自然の力とはそういうものではないでしょうか。

例えば樹々は葉から二酸化炭素を取り込み酸素を出しています。
一緒に呼吸して、自分の吐く二酸化炭素を酸素に変えてくれていると思うと、
悪い気が消えて行くイメージも湧きませんか...?
そういう自然さえ無くなってきている世の中ですが...。

人間は排泄を繰り返す単なる生き物です。
汗や涙や排泄物を上手く処理しているのですから、見えない自分の気も、上手く処理していく必要がありますよね。

日常が便利になった社会です。
便利さを生活で利用して行かないわけにはいきません。
便利で気を抜く場所を失ってしまった社会ではありますが、ではどうやったらそのたまりがちな気を抜けるのか、
それぞれ各人が良い解決方法を見つけておく時代になっていると考えます。










保育園検診行ってきました その2 ♪

2017-06-19 | 筑紫野市 小児歯科
こちらの保育園は以前あった場所から移転しました。
移転した場所は、元は違う使用方法されていた
建物で、そこを大改造してリニューアル開園となりました。

今日感テレビでもON AIRされるようです。
(朝や夕方のワイド番組は全く見れないので残念ですが...)










虫歯になりたくない、虫歯にしたくない☆その6 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2017-06-16 | 筑紫野市 小児歯科
学校検診などなどの季節です。
当院でも集団検診を保育園でさせて頂いてます。

集団検診の効果は統計学的には昔よりも虫歯や歯周病を減らす効果は小さくなってきているでしょうが、
集団検診で"虫歯無し"の方々もこの時期には歯科に出向くことを繰り返しお勧めします。

毎年恒例の儀式?ですね。
ライフワークのうち。
そうやってルーティンワークのきっかけにすることで一人一人に予防効果を発揮できます。

さてここでも一人一人に差ができるのは何故でしょうか。

それは一人一人の気質が違うからです。

歯科に限らず検診全般、行く人と行かない人が出てきます。

もちろん歯にもあるように、身体が丈夫、
無症状でそんなもの必要ない、という方々もいらっしゃいます。

しかし、なんともないのに検診にはコツコツ毎年行く、ということが繰り返しやれるタイプの方々もいます。

どこか症状が出たら行く、
「あーもうヤバイところまでキタ!」
というところまで行かない、
いろいろな方々がいます。

例えば、これは診療での話ですが、
こういうケースがあります。

歯周病が酷くてどうしても1つの歯は抜かないといけないところまで来てると説明されると、
できれば抜きたくないと言われ、歯石取りのみで様子をみることになりました。
その代わり歯石取りはこまめに通わないと大変腫れ、痛みます。
しかし、痛みが治まると来られなくなり...。

恐がりさんでいらっしゃるのもありますが、本当に恐いのは痛みが強くなることです...。

そして、間隔は開き年単位になり、痛む時だけ歯石取りを繰り返し、数年後、
その歯は大変な腫れを起こし、痛みも激しくなり、
こうなると麻酔も痛み止めも効きにくくなります。

また、別のケースですが、
とてもお若いのですが歯周病の症状が出ていたのですが、
今後の治療や予防について説明されると、
とても努力され、
痛みがなくても定期的に自主的に歯科へ出向かれ、今では症状が軽減。
それでもまたコツコツ、コツコツ努力を重ねられます。


それは全てそれぞれ人の気質、性格からと言えるでしょう。

集団から個別(個)へ視点を移し、予防を考えるならそういうところをよく見つめていく必要があります。

つまりは歯の疾患が生活習慣病と言われるならば、感情習慣病であるというところを見直すことが大切なのです。

生活習慣病と言われる疾患は大抵"感情習慣病"だと言えないでしょうか?

全身疾患で言うなら、
生活習慣病と言われる疾患の死亡率は
1位がん、2位心疾患、3位脳卒中
と現在言われています。

40代以降は糖尿病、高血圧症、
なども出て来ますね。

これらは元々の身体側の遺伝性のものや身体の強さ弱さは省くとして、生活習慣で予防できるという点にスポットを当てれば、

飲み過ぎ、食べ過ぎ、甘いもの摂りすぎ、塩辛い物食べ過ぎ、身体を動かなさ過ぎ、
眠らない(眠れない、は別とします)、
休息をとらない...

に気をつけましょう、ということです。


それらを起こしてしまう原因は、全部先述の、人間が当たり前に持っているだらしなさ、それは小さなイライラからですよね。

あーやりきれない、もっとこうしたい
(モヤモヤ)、
あーやりたくない(動かない、変えられない)、
あーとりあえずめんどくさい(放棄?)...

そして、楽な方へ楽な方へ自分を逃す。笑

自分で言ってて「って言ってるけど美容室で髪のお手入れのコメントを受けたら?
自分も目をそらすの、あるよね?」とノリツッコミできますが...
生活習慣病イコール感情習慣病と言えませんか?
(繰り返しますが、本人の持つ遺伝性や体質とは別として、です)

感情習慣は人それぞれにあり、
小さなイライラが生じる頻度など
そのボリュームは違います。

生活習慣病の予防はそこから。
一人一人の感情習慣からアプローチして行くことがポイントと考えます。

歯科予防も、それと同じなのです。
日々の臨床、診ていて気づいたことです。









歯科検診行ってきました♪

2017-06-13 | 筑紫野市 小児歯科
集団歯科検診で虫歯がなかった方も、
ご自分の歯、お子さんの歯に関心を寄せる
ひと時にすることが大切です...!

かわいい保育園のお友達♪


「なにするの〜?」






「ドキドキ...!」







年長さんになると♪
「あ、知ってる知ってる!やったことある!
あ、ピース、ピース!」笑


虫歯になりたくない、虫歯にしたくない☆その5 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2017-06-11 | 筑紫野市 小児歯科
虫歯にしたくない、なりたくないとは誰もが思っています。
しかし人間という生き物はそんなに勤勉ではありません...
そんな私たち人間がここまでに学んできたのは、
歯のチェックや歯磨きをきちんとしましょう、というこの50年間の歯科予防です。

人間はだらしがないので、
(「人間はだらしない」をごらん下さい。)

なかなか守れはしません...。

虫歯だけでなく歯周病においてなどなど...
歯に関する病は生活習慣病のうち、と言われており、そこで
「歯科疾患にかかるのは生活面、歯のケアがだらしない人からかかる、かかりたくないならしっかりと生活習慣を整えましょう!」
と言ってきたのがこの50年間の風潮です。

この50年間の言いつけを守れば、すなわち人間に勤勉さがあれば、歯科疾患にかからずに済むはずですね。
でも歯科に定期検診にも行かなければ、飲み会で遅くまで飲んでそのまま寝てしまう、というのが、人間のフツウの姿と言えますよね...。
(...飲めそう!とよく言われますが飲めません...)

50年間の集団歯科予防は、
あまり使いたい言葉ではないですが、
歯科界でよく唱えられる"デンタルIQ"を高める効果はあったと言えます。

毎年毎年人間は生まれてきます。
ですので、お祭りのような一瞬の、たった数回のキャンペーンでは、そのキャンペーンに遭遇した人にしか効果を発揮しないため、毎年毎年継続的に50年間行われてきた功績のおかげで毎年毎年生まれてくる人間に対して歯科予防を継続できたことは素晴らしいことだと思います。

ちょっとまた横道へ行きますが、よく、24時間テレビについて、
"24時間テレビはその日だけ"
と言われのを聞きますが、あの番組も継続してきたことには意義があると思います。
継続してきた何年かのうち、見聞きした人々には意識のどこかに24時間テレビのコンセプトは住み着いているはずです。

さて...そうやって継続してきたところで50年間を振り返ると、時代はめくるめく変化を遂げました。とてつもなく進歩があった時代です。
さあ歯科について同様に振り返ると...
なにも歯科予防について知らなかった時代には、集団歯科検診はかなりの効果を発揮してきました。

しかし50年前からあまり変化のない集団歯科検診の予防では、進歩については停滞していると言えます。

今の時代、皆さんも虫歯予防について2つ3つ知っていてソラで言うことが出来ると思います。

例えば...
朝晩歯磨きしましょう、甘いものは虫歯になります、フッ素塗布は予防に有効です...
これらが言えることは50年間の集団検診の継続の功績です。

ここから進歩していくのが、現代の虫歯予防と言えることではないかと考えます。
それは一人一人のため、また、一歯一歯を知ることです。

集団歯科検診は、
「そろそろ歯科に一回行ってたほうがいいのでは?」
と語りかける、歯科からの動機付けとしては
まだ有効と言えるのですけどね。


はい、こっち見て〜♪ 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2017-06-10 | 筑紫野市 小児歯科
歯の予防が終わり、写真を撮らせてもらいました。双子ちゃん、何組か来られてますが、
やっぱりかわいい。。気になります。
ちょうど一瞬時間があったので...



こんなふうに遊ぶ姿にほのぼの...



で、変顔がした〜い!
と言うので親御さんに許可もらいました。笑!


虫歯になりたくない、虫歯にしたくない☆その4 筑紫野市のりこキッズマム歯科医院

2017-06-07 | 筑紫野市 小児歯科
今回は前回のその3でお話ししました "気づき"についてです。

1人1人、歯の健康のための予防の仕方は違います。
虫歯があって当たり前のような"虫歯の洪水"と言われていた時代がありました。
昭和40年ぐらいを境にした、それより以前は歯を予防的に守ることが難しい時代でした。

昭和40年...と言ってもピンとこないでしょうね。
1965年です。
今から50年前、と言いかえたらウォー⁉︎昔じゃん⁉︎虫歯あっても当たり前じゃん?
と、ちょっとヒットしてもらえるでしょうか。

その頃母子保健法が制定され、母と子の健康を守るための法律が作られ、
歯科も健康のための一環として、
1歳半歯科検診、3歳歯科検診が毎年行われ、
毎年その年齢に当たるお子さんは保健所や歯科医院で歯の健康状態を無料で受けれるようになりました。

世の中の万人にとって有意義な法律です。
50年前の法律が未だに守られていて素晴らしいことです。
今では必要不可欠でしょう。
これらの歯科検診事業で守られた歯はかなりの数でしょう。

横道にそれますが、なにかにつけ法律が古いと揶揄される時代ですが、
古いから役に立たなくなった、という感覚1つで法律を全て切り捨てるような世の中ではあってほしくないと思っています。

ただ、改訂が必要な面も古い法律にはあります。
実は歯科検診的には、1歳半歯科検診は今の時代にそぐわない、少し遅いと思うのです。
これは12-3年程前から言っています。
妊婦検診の時には赤ちゃんの歯について、子供の歯についてを母親に教育しておくべきだと考えるからです。

しかし法律や制度を変えるとは大変なこと。
そうであるならばよく吟味して行う必要を感じる今日この頃の世の情勢...
法律や制度は1度決まれば、私達が死んでからも生き続ける可能性があるからです。
横道終わり。

さて、気づきについて、に戻ります。

つまり、50年前の歯科予防のやり方は母子健康保健を取ってみても、今の時代にはやや不足している部分があり、法律を鑑みるまでは行かないにしても、今までの万人向けの歯科予防の在り方は、少し不足してきている、
という見解を持っています。


万人に向け、ではなく、1人1人に向けての歯科予防の時代です。
また、1歯1歯に向けての歯科予防が行われるべき時代になってきていると言えます。

これは学術的根拠=エビデンスを求められても畑が違うためそれにはお答えできませんが、
臨床歯科医として診てきた経験上のお話です。

時に学術とはペーパー上の話のみだったりします。
ペーパーだけ見て、どこそこに書いてあったから、
というだけではむしろ根拠がなく...
5000人診てきたから気づけた、
または、
それぞれの歯科の分科学術に対して
系統だった裏付けが取れた、と言う方が近いかもしれません。

気づきを出力し、皆さんに差し出す、提示することが、私の特異な歯科医療です。
ですので、自分の歯科医院では患者さん方にそれぞれに地味にお知らせしています。

ブログでお話することはせめてもの出力拡大です。笑
次から具体的にその時代にあった歯科予防とはどのようなものかをお話しします。

"聞く" そして"人物を診る"
"歯はその後で診る"