沖合にあるはずのないものが見えた。最初は蜃気楼かと
思ったが、一時間ほどしたらはっきりとその姿が見えてきた。
伊良部大橋の中央桁(中央部分の橋の一部)が台船に乗せられ
平良港にむけ曳航されているところだった。蜃気楼かと
見間違えるほどの中央桁は、なんと長さが140m
140mもの巨大建造物が船に乗せられて浮かんでいるのだから、
なんとも不思議な物体。
この中央桁は千葉県の市原市にある製作所で造られて、
3月19日に出港したそうだ。鹿児島、那覇を経由して、およそ
25日間の航海で宮古島に到着。
これと同じものが、後二つやってくると新聞にかいてある。
140mもの橋を海上クレーンで吊りあげて設置する工事は
極めて珍しいプロジェクトとなることから架設セレモニーなどの
式典を行う予定らしい。
こんな大きな者物体を吊りあげて、ミリ単位で設置すると
いうのだから、こりぁ凄いわ!
この中央桁の乗せて来た台船は、深田サルベージという
サルベージ会社が所有する巨大台船で、関空工事のときと
神戸の震災復旧工事のときに使ったことがある。
懐かしい顔がいるのではないかと行ってみたけれど、
もう20年以上前のことなのでいるはずがないか・・・・・
この中央桁の設置工事は今月の29日に予定しているそうだ。
いよいよ伊良部大橋も完成間近になってきている。
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