うんたま森のキジムナー

イペー

黄色いイペーの花が咲き始めた。
イペーの花が咲き始めると、卒業シーズン。
宮古島では高校を卒業すると、ほとんどが島外へと
旅立っていく。
イペーの花は旅立つ者を見送るように咲き始める。

イペーが沖縄の街路樹に植えられたのは、今から30年前に
なるそうだ。私が沖縄に来たときには、この時期になると毎年、
当たり前のように咲いていた。

オバァもイペーの花の咲き始めを見て
「そろそろ、卒業だねぇ」とよく言っていたので
昔っからあるものだと思っていた。
わずか30年・・・・そんなに古い花ではない。

南米原産でブラジルの国花でもある。
沖縄はたくさんの人がブラジルへと移民していった。
そして戻ってきた人もいて、ブラジルを第2の故郷と思っている
人達もたくさんいる。その人達が持ちこんだのか、
妄想癖のある私はイペーの花を見て、色々と妄想する。
卒業を知らせる花、旅立ちを見送る花、ブラジルを
思い出す花・・・・・・・

来月には島のあちこちで、鮮やかなな黄色い花を満開に
させるだろう。


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