うんたま森のキジムナー

風物詩

強い冬型の気圧配置と強い寒気の影響で
厳しい冷え込みになると、
あまりの寒さに魚が仮死状態で浮いてくる。
地元では、潮の引く干潮を待って、
浜に取り残された魚を捕りに行く。
これも冬の風物詩である。
その日がいつなのかはわからない。

地元の人達は長い経験から、
「今日は浮いているぞ。」とわかるそうだ。
たしかに色々な条件がそろわなければならない。

前日との気温差、曇の日でも浮いてくるが、
できれば放射冷却が起きる日。
冬の間に2回か3回くらいある。

沖縄本島でも魚が仮死状態で浮くそうだが、
ニュースではなぜか宮古島の映像が流れる。
テレビを見ている人は宮古島だけと思うかもしれない。

昔はよく取りにいったが、よくそんな時間が
あたんだなと思う。あの頃は、お金がなかったけれど、
時間だけはあった。今となっては、どっちが
よかったのか、たまに考えることがある。

数日後には寒気がやってくるそうだ。
おそらく魚が浮いてくるだろう。


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きじむな
毎日が幸せです。
若い頃にこんな未来が来るとは思わなかったです。満たされています。
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