うんたま森のキジムナー

ミーニシ「新北風」

新暦の11月は、旧暦の10月神無月であるが、時雨月とも
呼ばれるという。

1日は沖縄の「晩秋の入り」である。

本土では、紅葉の季節になると木枯らしが吹き出す。

冬型の気圧配置となって、西北西~北の風が初めて
最大風速8m以上となったときを気象庁では「木枯らし1号」
と定めている。

その日は、平均して大阪で11月7日、東京では8日で、
暦の「立冬」と、ほぼ一致している。
大陸高気圧が張り出すと、本土では北西の
季節風が吹くが、この風が沖縄付近まで
吹き下ってくると、地球の自転の影響を受けて北東の風となり、
風向きが約90度も違ってくる。

こんなに違えば、冬めく風情もかわってしまう。
そもそも宮古島では、木枯らしで冬木立ちになるような
樹木もない。
沖縄では「木枯らし」と呼ぶにはふさわしくないのだ。

大陸高気圧が張り出してきてはじめに吹く強い北風を
沖縄では「ミーニシ」と呼んでいる。
ミーニシ「新北風」と書く。

毎年の季節風でこのミーニシがしばらく続く。
海水温は、まだまだ温かいけれど、船の上では北風に
さらされるので、ボートコートが必要だ。


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