と聞いてくる。
毎年、この時期になると、毎日、しばらく、挨拶のように
聞いてくる。
梅雨の終わり頃から、魚の産卵期となり、有名なのが
サンゴの産卵、池間島ではオカガニの放卵が見られる。
魚も昔から産卵に集まる場所があり、漁師だけでなく
一般の人も釣り船に乗って夜釣りにやってくる。
夜釣りといっても船が出るので、地元の人でも
無料ではない。1隻あたり3万~5万円程度、それに餌代と
氷代など頭割りで1万円ほどかかる。
オジィにとって1万円という金額は安くない。
20年以上前は、今より魚が多く、この時期になると
しばらく夜釣りにでかけてた。
近所のオジィはよく港でブラブラしていたので、
一人で行くより話し相手に一緒に行っていたことがある。
その頃はよく、大漁していた。
近所のオジィはそのことが忘れられずに、まるで
待ち伏せするいきおいで
「海はどうかぁ~?魚はどうかぁ~?」と聞いてくる。
「夜釣りに行っている暇はないよ」というのだが
「海はどうかぁ~ 魚はどうかぁ~?」
魚の値段が夜釣りで暴落するころまで、言い続けるだろう。
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kijimuna
@kiyama
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