車を走らすとパイナガマビーチの前を通る。
パイとは南と言う方言で南に長い浜の意味。
市内から一番近い白い砂浜のビーチになる。
宮古島で車を走らすと、おそらく誰もが一度は
通る道だろう。
このビーチの駐車場のある場所がゆるい
カーブになっていて、シートベルトの
検問や飲酒検問のお決まりの場所である。
最近では、朝っぱら飲酒検問をおこなっている。
地元の人はこの場所での検問は知っているので、
車検切れや保険切れの車はこの道路をさけて
通るほどだ。
お客さんの送迎にむかうショップの車が
頻繁に通る。今朝も前の車は止められなかった
のに、ショップのステッカーが貼ってある
私の車が止められた。
「この棒に息を吹きかけてください。」
免許証を持っていなかったので、少しあせったが、
免許証の提示は求められなかった。
どうやら飲酒だけの検問をしているようだ。
次に止められた車もショップの車、そして
その次に止められたのもショップの車、
ダイビングショップの車にはお客さんに
わかりやすいようにステッカーが
張られているので、すぐにわかる。
若い警察官に「他の車は止めないのか？」と
聞くと「そんなことはないです」と
言うけれど、止められているのはショップの
車ばかり。朝から同じ場所で２回も同じ
警察官に止められた。
「あんたも暇やなぁ～」と言うと
「仕事ですから・・・」だって。
