うんたま森のキジムナー

童話

お母さんが仕事で忙しくて、保育所の
お迎えに間に合わないとき、友達の子供を
カラカラ先生が変わりにお迎えに行く。
お母さんが帰ってくるまで店で遊ばせとけば
いい。子供がいると、ついついオモチャや
お菓子などを買い与えてしまうので、
お母さんに叱られた。オモチャやお菓子が
ダメなら本を買ってあげようかと本屋に行く
となかなか子供に読んであげるような本が
置いていない。

子供専用の売り場に置かれているのは
ウルトラマンや仮面ライダーばかりだ。
このあいだコンビニの前で女子高生が、「朝から
お父さんがさぁ、ワーワー言ってくるさぁ
頭にきたからガーッと言い返したら、
お母さんがよぉ、ギャーギャー言うさぁ・・・」
こんな会話が聞こえてきた。この子の家は怪獣でも
いるのかと思えそうな会話だ。

ウルトラマンや仮面ライダーの本を開けると
「バァ~ン」とか「ギャーッ」とか「ドーン」と
いう文字ばかり、こんな本を買って読み聞かせば、
きっとあの女子高生のようになるに違いない。
イソップやアンデルセン、日本の昔話などの本が
宮古島ではなかなか手に入らないことを
はじめて知った。図書館にでも行って借りてくる
しか手はなさそうだ。

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