うんたま森のキジムナー

午後のダイビングを終えて、港に向けて船を走らせていると
小さな雨粒が顔を濡らす。雨をくぐりぬけて後ろを
振り返ると虹が出ていた。
海で虹など珍しくはないが、虹が出始める頃といえば、
これから夏にかけてだろう。
スコールのような夕立の後に現れる虹は美しい。
これから雨の日が少しずつ増えてくる。

二十四節気の穀雨の頃。
穀雨の名に込められているように、春の雨は、作物に
とって恵みの雨。それだけにこの時期には、様々な雨の
名前がつけられている。穀物を育む雨を瑞雨(ずいう)といい、
草木を潤す雨を甘雨(かんう)と言う。

そして春の長雨は、春霖(しゅんりん)早く咲いてと
花にそくす催花雨(さいかう)。
菜の花が咲くころに降る菜種梅雨(なたねづゆ)などなど・・・

雨は、美しい虹を見せてくれたり、農家を潤してくれたりも
するが、ときに災害をももたらすこともある。

海から上がって港に走らせてくれるときに、パラパラと降る
雨の中を通り過ぎるのは気持ちがいいが、大粒の雨は目も
あけていられない。
何事もほどほどがいい。


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