巻き寿司のまるかじり、恵方巻きは、
江戸末期~明治初期にかけて、大阪商人から
始まったそうだ。チョコ会社のバレンタイン商法の
ようなものが、そんな時代にあったなんて、
関西人やなぁ~
「関西では、節分の日に巻き寿司をまるかじり
するんやで」と東京の人に言ったら知らなかった。
宮古島に来て、オバァに「今年の恵方はな・・・」
と言われたときにビックリした。
てっきり関西だけの習慣だと思っていたから。
パソコンなどなかった時代だったので、恵方を知る
には限られた人に聞かなければわからない。
オバァは恵方を知っていた。
今はコンビニに行けば、店の前に
「今年の恵方は西南西」と書かれた紙が張ってある。
スーパーでも節分の日には「巻き寿司」が山のように
積まれて売られている。オバァ達が、関西の習慣で
ある「恵方巻き」を知っているのは、若い頃に
関西方面の紡績工場などへ出稼ぎに行っていた人が
多いからだと聞かされた。
関西では、節分の日の夜に巻き寿司を食べる。
恵方の方角を向いて、黙って一気喰いするのが習わし。
昔の紡績工場は、あまり良い環境ではなかったらしい。
お腹いっぱい食べれたことが忘れられない
思い出となって、沖縄に伝わったのだろう。
寿司屋では江戸前の握り寿司だが、お店で売られて
いる寿司は、巻き寿司と稲荷寿司。
これも関西方面に出稼ぎに行っていたからだろう。
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