噂がひろまる。それだけなら良いけれど、噂に
尾ひれがついて「カラカラさんも船を買うんでしょ」と
言う話にまでなる。(どこでそんな話になんねん)
いずれ船を買い換えることにはなるだろうが、
きっと今と同じくらいの船にするつもりだ。
今年の目標を「新造船!」なんて、これぽっちも
考えていない。
確かに冬は風が当たって寒く、夏は暑い。
波の高さ5mともなれば海に出られない事も
ある。「2階建ての大きな船を買うから金を貸して
くれ」とどこかの金融機関に行けば
貸してくれるだろう。借りなくてもいいかも知れない。
規模を大きくすれば、どこかに無理がかかる。
「借金も財産のうちだよ」と言われるが、私も
カラカラ先生も「借金がないのが財産」
忙しい時期は漁師仲間の船を借りる。幸いにも顔が
広いので借りる船にはことかかない。
それが少しでも島への還元となるなら、出来るかぎり
借りるようにしている。
荒れた海を走っていると、確かに
「大きな船が欲しいな」と思うことはある。
問い合わせ、予約の受付、全て受けるなら、
「儲かるなぁ」と考えなくもない。
「雪山黄金となるも、その渇を癒すに足らず」
(山の雪がみな金にかわっても、欲望は満たされない)
テレビで年商5億稼ぐサラリーマンにレポーターが
「これからの目標は?」と聞くと
「来年は10億を目標にしている」と答えていた。
(アホらし)
きっと多くの視聴者は、うらやましいと思って見て
いるのだろう。いつ、カラカラ先生と二人になっても、
毎年来られる方を無理なく迎えられる
今のままがいい。いずれ身体も思うように動かなく
なる日も来るだろう。まだ、先の話だな。
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