ことになっている。
PABという甲殻類にのみ感染するウィルスにより、
ほぼ全滅。
高野の養殖場では、久米島から稚エビを仕入れ
夏場から育てるそうだ。10月初旬の検査で
PABに感染していることが判明し、その後、爆発的
に広がったという。
PABは甲殻類にのみ感染するウィルスで、
エビは共食いをするので感染したエビや
死んだエビを食べることで感染が広がる。
養殖場では月に1,2回、
県水産海洋技術センターにサンプルを送り
生育状況や疾病の有無を検査する。
例年だと11月下旬から出荷するそうだが、
養殖場の池にはもう一匹もいないそうだ。
出荷量は毎年約20トンで1億円を超えていたが、
全滅で出荷できない。
人間界はコロナで、エビの世界はPABウィルス。
追い打ちをかけるように高野沖には
軽石がせまってきている。
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きじむな
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