格闘することからはじまる。
予約を受けるだけなら簡単！と思われるだろう。
「何月 何日 通り池と魔王に行ってください。」
「はい、かしこまりました。」
なんて返事を出せるならどんなに楽か・・・・
夏は下地島方面に行ける機会が少なく、南風が強い日が
多いので伊良部方面に行くことが多い。できる限りわかりやすく、
気持ちよく返事を受け取ってもらえる
ように心がけて返事を出す。
一番悩ます事は天候で、
「8月に下地島に行ける日を教えてください。」
2～3日先までの天候ならある程度わかるけれど、一か月も
二か月も先の天気がわかるなら、もっと他の仕事をしている。
「先の天候はわかりません！」と返事を出すのは簡単。
わからないから問い合わせしているわけで、
「そんな先の天候はわかりかねます。」
それでは気を悪くするだろう。
1944年10月10日「那覇大空襲」
この日、歴史ある那覇の街は消え去った。
那覇だけでなく高知 長崎の大空襲は10月10日 米軍は過去の
統計をもとに晴れる日を選んだと言われている。
そこで過去7年間の統計をもとに、天候の問い合わせに
答えるようにした。天候 気候の説明、そして過去の統計を見て、
できる限りわかりやすく返事を出す。
毎日の日課である問い合わせの返答は、
朝の5時半～7時までかかるのだ。
