借りていたことがあった。東海道新幹線の為に
作られた駅で、発展途上にある駅前だった。
一階部分にはテナントで、喫茶店があり、電話で
注文すれば部屋まで配達してくれる。
そこのモーニングサービスを朝食にしていた。
焼きたてのパンが売り物で、まだ夜が明けきらない
時刻から私の住む階上の部屋まで、ほのかにパンを焼く
香りが漂っていた。
祖母に育てられたので、朝はご飯と味噌汁とお漬物
だったので、朝食にパンは、なんだか外国人になった
ような贅沢な気分だった。
今でも朝食はご飯に作りたての味噌汁で、それはもう
大変感謝しているが、たまにはパンを食べたくなる。
この宮古島で朝から焼きたてのパンや喫茶店に
よくあるモーニングが食べられるようなところはない。
こっそりとホテルにお客さんのふりをして入り込むことは
可能であるが、顔が知られているので、それも出来ない。
パン屋は朝が早い商売のはずが「焼きたて」を売り物に
しているお店は10時から開店なので
「焼きたての意味がないじゃない!」と思わず
ツッコミたくなる。
喫茶店も開店が遅く早くても9時くらいから。
もちろん24時間喫茶店はあるけれど、
沖縄の24時間喫茶は賭博場のようなもので、
店の雰囲気が悪い。
こうなったら、自分でつくるしかないと電気屋で
パン焼き機を買おうと何度も考えたけれど、どうせスグに
飽きてしまうのだからと思って、なかなか買えずにいる。
美味しいパンが食べたいなぁ~
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