うんたま森のキジムナー

彼岸

今年は3月3日が、旧暦の1月16日だった。
旧16日は、グソー(あの世)の正月で、元家の墓に
集まってお墓の前で、ご先祖様とご馳走を共にする。
そのためにお墓の掃除もしてしまう。
スーパーでは旧16日祭セールが行われる。

旧16日が終わって、すぐ「彼岸セール」が始まった。
ここ宮古島では、特別に彼岸というものはなかった。
その月のはじめ頃に旧16日があるからで、仏壇の掃除や墓の
掃除などはその前に終えてしまっているからだろう。

スーパーで売られている彼岸グッズも16日に売られているものと
ほぼ同じ。もともと彼岸という考え方はない。

春分・秋分の日の前後3日が彼岸で、今年は3月18日が
彼岸の入り、24日が彼岸明け。
子供の頃は祖母の家に仏壇があったので、春分の彼岸は
牡丹餅・秋分の彼岸はオハギが供えられていた。
作ったその日は、仏様が食べるということで、
次の日に食べた記憶がある。

祖母に連れられて墓参りに行ったのを覚えているが、その墓が
誰の墓であったのかどこにあったのか、まるでわからない。
生きているときに、もっといろいろと聞いておけば
よかったと、今になって思う。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事