うんたま森のキジムナー

中村屋

サイフを持ち歩く習慣のない私は夜に一人で
出歩くことはない。そんな私が一人で、たまに
飲みに行くお店は「中村屋」と市内下里通りに
あるカウンターだけのお店。

開店当時は「串カツ屋」で、今は
「ホルモン焼き屋」同じオーナーが一人で
やっている。串カツもホルモンも宮古島では
馴染みが薄くお客さんは多くない。
「店の看板を焼肉屋にかえれば?そうすれば
地元の人や観光客も入のではないか?」
と言ったことがあるが、
「そんな事をして客が増えたら困る」
一人で切り盛りしているので、あんまり客が
来ては困るそうだ。

実は私も肉はあまり食べないので、カウンターに
座ってビールを飲んでいるだけ。おおよそ通り
がかかりの観光客が飛び込みで入って来る
ような店ではなく地元の人もあまり入って
こない、ようするに暇な店で、予約をせずに
気兼ねなく入れるお店である。
かと言ってまずい店ではない。

普通の焼肉屋やホルモン焼き屋ならタレを出すが、
塩だけで食べさすくらいだから肉の味には
オーナーのこだわりがあるのだろう。
宮古島には焼き肉屋さんは少なく、どこも
予約しなければ入れないことが多い。
しかし「中村屋」なら一人でも気兼ねなく入れる。
肉好きな方は、ぜひ行って見てください。
チョット、風変わりなオーナーではあるが・・・・・


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