うんたま森のキジムナー

伝言ゲーム

4月29日 宮古島でも新型インフルエンザ対策室が
たてられた。現在、沖縄県での感染者は
出ていない。離島では、何よりも正確な情報が
必要で、伝言ゲームのように話に尾ひれがついたり
噂やデマが広がることがこわい。

本土で暮しているときに、親しい友人がHIVに
感染した。宮古島に移り住んでからも、そのことが
気がかりで、宮古島に来てから保健所でHIVの
検査を受けたことがある。おそらく宮古島で
HIVの検査を受けたのは私が最初だろう。
保健所で「HIVの検査を受けたい」と申し出た
ところ、当時の受付の人は知らなかった。

後日保健所から連絡があり、指定された日に
検査に行くと。待合室でしばらく待たされ、
「HIVの方、どうぞ診察室にお入りください」と
呼ばれてその場を逃げ出しそうになった。
その後、しばらくしてから、噂が噂を呼び大変な
思いをしたことがある。
かれこれ20年以上前の話だから、笑って話せる
けれど、当時は大変だった。
噂やデマの怖いのは、流れ出すと止まらない。
正確な情報を知ることが大切だ。


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