うんたま森のキジムナー

タバコ

船上では、分煙が難しく「タバコを吸う方は、風下で
お願いします。」と声をかけている。
禁煙に成功された方から、

「私はこれでタバコをやめました。」と禁煙グッズが
送られてきた。もう、そんな時代じゃないといわれて、
カラカラ先生も禁煙に挑戦するようだ。

タバコには、命に係わるような依存性はない。
本人しだいで、すぐにでもやめられるものである
はずなのだ。たとえば、事故で搬送されて入院ということに
なれば、退院するまではタバコは吸えない。
極端な話で、犯罪を犯せば、現在、ほぼすべての留置場は
禁煙らしいので、社会に復帰するまで、タバコは吸えない。

沖縄にタバコが伝わったのは16世紀の大航海時代に
東南アジア経由だといわれている。
タバコは瞬く間に普及してグスクと呼ばれるところからは、
様々なキセルが出土している。
過去の文献から、タバコの火の不始末での火災や、生産性の
減少(タバコを吸ってサボル)が問題となっていたようだ。
王府は「ただタバコのみ益なく害多きこと、これに過ぎたる
ものなし」と書き残してある。

首里城内では、禁煙例も出され、分煙も行われた。
タバコの需要が高まるにつれ、王府はタバコの自給化路線を
すすめた。一般庶民は税として納めるべき米を輸入タバコの
購入代にあててしまい、年貢が払えなくなることもあったとか。

島には、タバコ農家の友人や知り合いも多く
「そんなもの作るから」とは言えないのがつらいところ。




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コメント一覧

ダイバー
「喫煙者はダイバーになれない」と最初のイントラさんに言われた。ダイビングを始めて間もなく、全身黒一色のダイバー集団が海から上がるや否や全員でタバコを吸い始めたのを初めて見た時は特殊な団体の宗教的行事かと思いました。
ダイバー
左膝の激痛のために1ヶ月間の禁煙をして全身麻酔手術をした。愈々タバコ解禁と云う日に半年後の右膝手術を宣告され、そのまま禁煙を続けて20年。その後、毎年のように検査や手術で入退院を繰り返したが禁煙の辛さは一度だけで済んだ。
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