「今年は夏が来るのが早い!」とガンコオジィの言った
言葉は当たっていた。
3月生まれの友達が、「今年は誕生日が2回出来る」と喜んでいた。
50歳を過ぎて誕生日などうれしくもないだろうに・・・
2回出来る・・・・?
そう今年の旧暦の3月は2回ある。
旧暦は昔ながらの行事や農業の目安に使われるが、宮古島も
本土と同じく生活では新暦を使っている。
勘違いなさらないように。
旧暦では、月の満ち欠けを基準にしているので、太陽暦との
あいだにはズレが起こる(年間約11日)を修正するため、
約3年に一度(19年7度)の割合で、一年を13カ月
と設定している。
その、ひと月多いのが「うるう月」うるう月では、前の月と
同じ月がもう一度繰り返される。それが今年の3月だ。
「誕生日が2回出来る」と言うのは半分は冗談で、
酒を飲みに行く口実に他ならない。
「お前は中国人か?」とみんなに笑われていた。
しかし・・・昔からの行事は旧暦で行われる。
旧正月を2回したというような話しは聞いたことはないが、
旧暦の三月三日は、「サニツ」(浜下り)が宮古島各地で
行われる。サニツも2回するのだろうか?
島の女性にとっては一年に一度の大切な日にかわりはない。
うるう月やうるう年のある年は、災害がや異常気象が
起こりやすいとも言っている人もいる。
何の根拠もない噂と思ってはいるけれど、月に2回も漁師連中と
ドンチャン騒ぎをすれば、携帯やサイフを落としてくる
可能性もある。注意しよう・・・
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