うんたま森のキジムナー

島時間

東京の桜は美しかった。
桜の季節に東京に行くなんてことになるとは思わなかった。
桜を見たのは20年以上前になる。

遅くなりましたが、わざわざ来ていただいた方々
「ありがとうございました。」もう少しゆっくりしたかった
けれど、かなわず申し訳ありませんでした。

なんとか今朝沖縄から朝一番の飛行機に乗ることができた。
宮古島の空港に降りて、飛行機のドアがあくと、
ジトぉ~と湿度が身体にまとわりつく。
ほとんどの人が不快に思う湿度が身体を包んでくれると、
ホッとする。

本土で過ごした期間より沖縄にいる方が長くなると、
本土ではとても暮らせないなと思う。
タクシーに乗って、急いでいるにもかかわらず、歩くような
スピードで前をふさぐオジィの軽トラック!
島に戻ってきたと実感する。

船に飛び乗り港を出ると生暖かい風がちょうどいいくらいの
風に変わってくる。たった二日間、海から離れていただけで、
こんなにも海って気持ちよかったのかと思う。
ほんの少し前まで寒かったのがウソのよう。
やっぱり島の生活がいい。

チック タック チック タック、
たぶん本土と時間の進み方が違うのではないだろうか・・・・
何気ないいつも通りの生活がいい。
東京は楽しかったけれど、住むのは島がいいな。


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