2月下旬になると、冬型の気圧配置が大きく崩れ、
大陸に幅広い気圧の谷が現れる。
このため南西諸島付近では、南寄りの風が吹き
気温も上昇してくる。
本土でも春一番が観測される頃になると、
南西諸島では、一雨ごとに暖かくなり
「早春の入り」となる。
この頃に吹く南風を八重山の方言で
「プスピローマ・ヌ・ハイカジ」と呼ぶ。
標準語にすると「プスピローマ」(星昼間)
「ヌ」(の)「ハイカジ」(南風)
宮古島には、こういう方言はない。
星座を意味しているのか八重山特有の方言でもある。
八重山では星座や星の関する方言が多くある。
昔から星を眺めたり、生活に役立てていたことがうかがえる。
八重山方言で「立明星」(タツァーギ星)と呼ばれるのが
オリオン座の三ツ星の
ことで、方角を見るのによく聞くことばでもある。
八重山(石垣島)で暮らそうと思ったこともある。
唄の八重山、武の宮古と言われていて、
八重山では夕方近くになると、どこからか
サンシンの音色が聞こえてくる島。
でも当時は本土からの移住者も多く観光開発も進んでいた。
宮古島には本土からの移住者も少なく、
ほとんど観光地化されていなかった。
まさかこんなに開発が進み、本土からこれだけの人が
移住してくるなんて、誰も思わなかっただろう。
離島に住みなれてしまうと、もう都会では暮らせない・・・・
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kijimuna
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