それにしても、あまりに強い南風が吹いているので、
天気図を見ると、低気圧が発生している。夏の低気圧は台風を
もたらすが、旧暦の2月~3月にかけて
沖縄を通過する低気圧は、「南岸低気圧」で台湾付近で発生して
急激に発達するので「台湾坊主」と呼ばれている。
沖縄では二月回り、または、風回りと呼ばれ
穏やかな海が西からの黒い雲が覆いかぶさるようにして急激に
大荒れとなる。どんな漁師も恐れる気象だ。
今は予報を見ていれば備えることが出来るので
海に出るのを中止したり、荒れる前に港に戻ってこられる。
これは普通旧暦の2月頃に起こるのだが、今の時期に
「南岸低気圧」が発生するなんてあまり記憶にない。
そう言えば、世界天気予報を見ていると北半球では、各地で
オーロラが観測されたとあった。太陽のフレアの影響で大きな
磁気嵐が発生しているそうだ。
北極近くを飛行する航空機は大回りしているらしい。
今年も異常気象という言葉を頻繁に聞くことになるのだろうか?
こんなに早く南岸低気圧(台湾坊主)が発生するなんて、
コロコロと変わる予報から目が離せない。
最新の画像もっと見る
最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事