地域や門中、家庭によって、それぞれのしきたりが
あるが、オバァいわく「里帰りしてくるご先祖様を
3日間丁寧に心をこめておもてなしをすること。」
オバァには、もう一つ下心がある。それは・・・・
この短い滞在期間に、いい子孫ぶりを発揮できれば、
ご先祖様から子孫を守護する力がアップして、自分が
あちらに行ったときステージがあがるそうだ。
はじめてこの島で家庭のお盆を体験したとき、
姿かたちは見えないけれど、まるでそこに
ご先祖様たちが集っているような錯覚におちいる。
オバァが「遠慮せずに、オジィの横に座って食べれぇ~」
という。オジィは30年以上前にご先祖様のところに
行っている。翌日にオバァを迎えにいくと
「大和からきているインボウ(海好き漁師)さぁ」と
オジィやご先祖様に紹介してくれたそうだ。
「でっ・・・オジィやご先祖様は、なんて言ってた?」
と合わせたら「お前はバカか!」と言われた。
ボケては、いないようで、安心したことがある。
お盆の迎え火を「ウンケー」と沖縄では呼ぶ。
ウンケーから3日間 ご先祖様の前でため息をつくことは
厳禁“!そして心配事の報告は、これまた厳禁!
楽しく過ごしていただくように心がけることが大切だと
言われている。
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kijimuna
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