イチゴジャム・・・etc
これ、海の中に生息するウミウシという生物の名前。
この十数年で人気が出てきたウミウシ。
ナメクジのような身体に牛のようなツノが出ていることから
ウミウシという。
世界には、およそ3000種、日本には約500種の
ウミウシがいる。そしてこれからもまだまだ新種が
発見されて新しい名前がつけられる。
ウミウシが表舞台に出てきたのが昭和60年、沖縄の本部で
舞台衣装をきたようなピンク色の派手なウミウシが
見つかった。
このウミウシは、しばらく、海洋博記念公園の水族館で
飼育されていたが、ウミウシの研究をされていた
昭和天皇に献上された。
国内での発見例が少ないことと、学会での発表例がなかったため
まだ和名がついていなかった。
このウミウシに付けられた名前が「ミカドウミウシ」
比較的大きなウミウシで、昼間はあまり見ないが
夜になると出てくる。
夜の漁で潜っているとたまに水中を泳いでいるのを
見ることがある。
英名を「スパニッシュ・ダンサー」という。
きらびやかな衣装をまとい、フラメンコの踊りを
連想させることから、ついた名前だそうだ。
昭和60年頃から毎日、海の中にいたが、当時はウミウシ
なんて見向きもしなかった。こんなに人気が出るのなら
タラレバ・タラレバ・タラレバ・・・・
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