ときに、喜ばれる土産はマクドナルドの
ハンバーガー。スタッフの子達に「内地（本土）に
帰ったら何が食べたい？」と聞けば、
まず「マックぅ～」と言うだろう。
そういえば、このあいだマクドナルドの
店員さんが、サラダの製造時間を張り替えて
表示偽装をしたとニュースでやっていた。
「まだ、食べられるし、もったいないから」
と言う理由だったそうだ。
各社フードチェーン店ではマニュアルがあり、
店頭に並べておく時間が決められている。
乏しい食料事情の中を生きてきた親や大人たちに
育てられ、そして今も宮古島で、
満足に食べられなかった時代を
生きてきた人達とつきあっていると
「もったいない」という言葉に反応してしまう。
マックのこの店員さん、会社にたいして
は背信行為であったかも知れないが、人としては、
この気持ち、誉められてもおかしくない。
実はそんなことを思ったのは、
ちょっとした理由がある。
ほとんど、毎日サラダを食べるが、
作っておいたものを冷蔵庫に入れ
忘れて２日もすれば切った野菜は新鮮さをなくし、
ラップに包まれていてもグッタリしてしまう。
4～5日前に酔っ払ってコンビニでサラダを買った。
酔っていたので買ったことなど忘れていると
冷蔵庫の奥から出てきた。
何日も前に買ったものなのに、見た目は新鮮そのもの
これが同じ宮古島の野菜なら、とっくに変色している。
最新の科学技術でも応用しているのか？と思うほどだ。
（こんなもん気持ち悪くて食べれるかいな）
マックの店員さん、
これと同じものを数時間で廃棄するように
言われたなら、「もったいない」という人が
現れてもおかしくないだろう。
こんな野菜食べ続けると身も心も
病気になるんじゃないかな？
