うんたま森のキジムナー

修学旅行

ホテルの前には、朝早くからバスが並んでいて、
たくさんの高校生が楽しそうに乗る順番を
待っていた。本土からの修学旅行生。本土の
高校生は大人と見分けがつかないなぁ。
派手な夏服はテレビ番組から抜け出してきた
ようだ。宮古島の高校生と同じ高校生とは思えない。
宮古の高校生が幼く感じる。
その違いになぜか安心感を覚える。

カラカラの臨時スタッフのマコト君は、修学旅行生の
スノーケルのお手伝い。今日は、たまたま夏日で
日中の最高気温が26度、数日前は21度だった。
夏日とはいえ、水着で海に入るのは寒すぎる。
それに、あの真夏のような服装では北風に
吹かれれば寒いだろう。

せめて日程を一ヶ月前倒しにして10月か11月の
初め頃に予定を組んであげればいいのに。
白い砂浜も青い空も夏のような気候も、そして
友達との思い出も一生の思い出として残るなら、
せめて良い時期を選んで、ツアーを組んであげる
のが旅行社の仕事やろ!と言いたいな。
修学旅行って、けっして安くはない。
あれだけの値段を取るならもう少し
考えてあげればいいのにな。

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